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23.”他人は変わらない”と理解したうえで”変わることができると信じること”

この人を変えたい、組織を変えたいというような想いは誰にでもあるものであると思います。今から書くことは、あくまでも2021年6月時点の私の考え方であり、今後経験を重ねることで変化する可能性はあります。そのうえで、特にここ最近これについて考えることが多いので、一度今の価値観をアウトプットしてみようと思います。

何事もまず自分から

私が考えている対人関係の大原則は”他人を変えることはできない”ということです。これについては、大小問わず組織の中で人と向き合ったことのある方なら共感される方もおられるのではないでしょうか。実はこの考え方には枕詞があります。それをつけて書くと、”その人のベクトルが完全に自分に向いていない限り、他人を変えることはできない”です。逆に言えば、その人の関心・信頼・憧れ等の対象が自分になっているときは、自分の言葉で他人が変わる可能性があります。”相手を変えるには、まず自分から”ということですね。この考えは私の経験則からきていますが、あながち的外れではないと考えています。もちろん、一度自分に関心や信頼があったとしても、時間経過でその感情が薄れてしまったときに、その人を変えることは難しいと思います。

その上で、相手の変化を信じる

そして今日ここでお話したいのは、自分にベクトルが向いていない時に、”それでも相手は変わることができるかもしれないと考えることです。考えるというより、信じることです。もちろんこれには、前述の通りまずは自分が変化することが大前提ではあります。しかし、長らくこの”人を変えることは難しい”という価値観に浸ってしまうと、「彼は何をしても変わらない」「こんなことをやっても、彼が変わることなどない」という決めつけが先に出てしまうようになってしまいます。

きっかけ次第なのです。どんな人にも、どんな年齢でも立場でもその人の気持ちの持ちよう1つで変わることができます。そのきっかけに出会っていないだけだと、そのように私は考えてすべての人と接しています。写真のような絶景を見たら、何人かに1人は心を打たれるでしょう。(ちなみにこれは阿蘇山です。私はこの絶景に感動しました。)他人は変わらないが、変わることができると信じる。相容れない2つの考え方を両方持ち合わせて人と臨むことも1つの考え方であると思っています。

今日は執筆時間も多く取れず、考えもまとまらないまま書き始めてしまったので少し薄い内容になりましたが、少しでもお役に立てば幸いです。このことはまた改めて話題にしたいと思います。


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