98.理解できない原因が自分にないか?
誰かの言葉や、映画・音楽等のエンターテインメント系、その他様々なもので、自分が理解できないものが出てくることがありますよね。
特に人の生み出したものについては理解できないと、「あいつの言っていることはよくわからない」「またよくわからないことを言っている」ということになりがちになります。
もちろん私自身もこの考えに苛まれることはあり、相手のことを理解するのを諦めてしまうこともあります。
しかし最近、相手が言っていることや目の前で起こったことが理解できない原因は自分にないか?ということを考えるべきだと思うようになりました。
なぜなら、相手のせいにしてしまった途端、自らは思考停止状態になってしまうためです。
せっかく、自分が理解できない”未知”の内容が目の前に来ているのに、思考停止してしまっては非常に勿体ない。
それにそもそも、自然界を相手にしたものや超常現象、宇宙的なものならともかく、人間の発した言葉やコンテンツであるならば、理解できないのはほぼ100%自分の勉強不足か、それに伴う理解力不足が原因です。
このことからも、私は今、理解できないことは相手のせいにせず、「自分の理解が足りていないだけではないか」と思うようにしています。
わからないこと自体、理解できないこと自体は全く悪いことではありません。
それに、ものによっては本当に相手に原因がある理解不能なものもあります。
要は、わかるように意識することが大切であり、それを積み重ねるだけで、私は見える世界が変わってきました。
今日の話も何かのお役に立てば幸いです。