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89.WHYを掘らない提案は受け入れられにくい

これは私が昨日やってしまったことです。

今まで散々"WHYを伝えることが大事"と書いてきたのに、自分でそれを実践できなかった(し忘れた)体験がありました。

今日は失敗談の方から考えてみようと思います。

先日記事でも紹介しました例のスティーブ・ジョブズの本を、一部の人間だけではなく全社的に読んでもらう機会を作ろうという動きを始めました。

内容がいいことに加え、読みやすい1話完結型、イラストも各話にあるなどが全社的に広げようとなった理由です。

それを昨日現場の読んでいない方を集めて、読んでくださいということと2週間後にフィードバック会をすることを伝えました。

問題はこの時に起きました。私が"何故この本を読むのか"ということを説明せずに渡したのです。

完全に言い訳になってしまいますが、上席やリーダーMTGなど様々な場所で"何故やるのか"を説明して回った私としては、何を思ったか「WHYはもう伝わっている」と勘違いしたのだと思います。

その時に社員さん達が不安そうな表情、めんどくさそうな表情になったので、何故あの顔になったのか思い出していたら、WHYを説明していないことを思い出したという流れです。


もちろんWHYを説明していたとしても面倒な顔をした人はおられたかもしれません。

もちろん読書週間のない人にいきなり、簡単な内容だからと言って渡しても、読みたくないと思うでしょう。

しかしそれは私の伝え方と相手の問題の2つがあると思いますが、今回は完全に私の問題だなと感じました。

また今回の件に限って言うなら、本の価値付けも下手だったなと思います。

いかにこの本を読むことでよい効果があるのか、この本はどんな本なのか、もっと丁寧に説明し、「へーそんな本なら読んでみよう」と思わせる持っていき方が大事だったなと思います。


今日は自分の失敗を元に、改めてWHYの重大さについて考えてみました。
今日の話も何かのお役に立てば幸いです。

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