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日記0223

前回の日記は9日、今日は23日。まるまる2週間空いてしましました。前回の日記では、1日2000文字書くなんて大口を叩いてしまいましたので、2万8000字たまってしまいました。まあこんなもんだろう。挽回します。

大学3年生の3月間近、就職活動解禁が迫っているが、相変わらず何もやっていない。なんとなく取ってみたいと思って申し込んだ簿記2級に2回連続で68点で落ちて意気消沈。メンターという就職活動の諸々について面倒みてくれる先輩から連絡が来ているが無視している。このような状況でもなんとかなると思っている自分もすごい。大学受験の時も同じように、校内偏差値が40代ではあったがなんとかなるだろうと思っていた。実際に偏差値60代の公立大学に合格した。だから大丈夫なのだ。という浅はかな論理。

大学に入ってからというもの、お金遣いが荒いためアルバイトに明け暮れていて毎日を消費していた。勉強に身が入るわけもなく大学4年時になってもなお大学に通い続けなければいけない算段だ。なお文系。

高校生の時に、大学生になったら女遊びをしてやるぜと漠然と野望を抱いていたのだが、実際に20人以上の女の子と経験を積んだ。最初の5人くらいは野望。まさに欲望のままに体が動いていて、女の子との約束を取り付けることから、店の手配をする。その後の流れまでを思い描き、ウキウキしながら家をでた。そのあとはもはや惰性で、気づけば経験人数だけが増えていた。可愛い子もいたし、可愛くない子もいた。これは大学2年生の時だった。

3年時にはお金遣いの荒さはピークを迎え、借金は膨れ上がった。女遊びなどしている余裕はなかったし、なにより彼女でもない子にお金を使いたくないという考え方になってぽっきり遊ばなくなった。それくらい欲は無くなっていった。アルバイトばかりの灰色の日常を過ごし、気分はどんどん沈んでいって鬱っぽくなった。

そんな中、灰色の日常にほんのちょっぴり色をもたらしてくれたのは、後輩の女の子だった。どうやら彼女は僕に好意があるらしく、色々あってお互いの家を行き来するまでの仲になった。性格がこれでもかというくらい良くて明るい子で、その子の前では嫌なことを忘れて明るく振る舞えた。もちろんすることもした。しかしながら僕は強欲で、付き合うには顔が好みではなかった。ならば会わなければいいものの、会ってしまえば楽しい時間をもたらしてくれるのは確実で、そこに甘えていた。多分そうでもしないと心が持たなかった。

2年時になぜあんなにも活動的になれたのか、まったくわからない。あの頃の写真の顔つきはとても生き生きとしていてハリがある。肌もきれいだった。今の写真は疲れている。何かを諦めている顔をしている。肌もハリを保つことを諦めたようだ。


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