Netflix 「さよならのつづき」 の感想〜ホラーか何か？
いつもポッドキャストについて書いていますが、なんとなくコンテンツの感想を書いてみます。
やっと、観終わりました、さよならのつづき
（良かった点以外もたくさん書くので、好きだったって方は読まないでください）
Netflix 「さよならのつづき」
事故で最愛の人を失った後、導かれるようにひとりの男性と出会ったさえ子。実はその男性は、さえ子の亡くなった恋人から提供された心臓に命を救われ、その記憶も引き継いでいて...。
また有村架純が可哀想な役するのか〜と、思ってました。好きな女優さんなので、出ているだけで観たくなる。坂口健太郎も好き。かっこいい。
一話目はとっても好き。
雪崩でバスが横転する中で、雄介（生田斗真）が、さえ子（有村架純）を守るために抱えます。すごいシリアスなシーンのはずなのに、時間がゆっくりになり、音楽も落ち着いた感じ。凄い印象に残って好きだった。
北海道（小樽）の映像がよい。ローカルな電車とか
ずっと衣装かわいい
さえ子の家に住みたい。成瀬夫妻の家も、ウッドハウスで素敵。
音楽もいい
(ストーリーを無視したら)それぞれのキャラもとっても良い
ってのが、良かった点です。
悪いところに移る前に。
いつも聴いているポッドキャスト コンフリで、正しいさよならのつづきの観る方法が説明されていますので、ぜひこちらを。
悪かった点
4話目あたりで、一旦、観れなくなってやめました。
もういいかなって。
でも、このあとどうなるのか気になるし、コンフリも聴きたいし、観るかってなり、再開。
どんどん出てくる設定の甘さ。
後半から凄い勢いで、どゆこと？ってなり続けました。
適当すぎません？なんならいっそ、少女漫画くらい振ってくれ！！！！！
（この辺からネタバレしていきます）
一話目でさえ子と雄介が事故にあい、雄介が他界してしまいます。
雄介の心臓が、成瀬和正（坂口健太郎）に移植されることに。
移植後の成瀬は、苦手だったコーヒーが飲めるようになったり、ピアノがいきなり弾けるようになったり（？）
雄介（心臓）の記憶が、レシピエント（成瀬）にあるという、よくある設定です。
よくあるんだけどね、覚えている範囲がおかしくないかって、観てられなくなっていきました。
さえ子のことをなんとなく覚えている
母親もなんとなく覚えている
親友を覚えている（ここくらいまではあり）
ピアノが弾ける（これはありだけど、度合いが怖い）
さえ子の家を覚えて行っちゃう（ホラー）
ハワイのコーヒー農園の場所を覚えてて行っちゃう（ホラー）
さえ子と初めてあった日の感情を鮮明に覚えてて、説明し始める（超ホラー）
熊に遭遇、上司の妊娠、同性愛者とか、なぜここで？ってシーンも多かったですね。
雄介の口説き方も、冷静に考えると凄いものがあります。
ホラーってジャンル？
あとから明らかになりますが、さえ子・雄介カップルと、成瀬は以前に会っていました。
大雨のある日。さえ子と成瀬が同じ店で、雨宿りをしています。
さえ子に呼ばれた雄介は、びしょ濡れでお迎えに来ます。
「なんで傘持ってこないの？」ってわきゃわきゃ。
（個人的にこういうのあったら、全然面白がれない….w）
成瀬のほうは、奥さんのミキ（中村ゆり）が車で迎えに来てくれました。
成瀬は車にあった長靴と傘を、二人に渡します。
初めての相合傘で、仲良く帰るさえ子と雄介。
その帰り道、車の中で成瀬は、心臓移植をする決意をします。
そしてその後、雄介が事故に遭い、成瀬に雄介の心臓が渡るという。
いや、いや、ホラーだろ。
あんな無邪気な顔した成瀬が、、、
怖い話じゃん….
何のためのシーンだったんだろう？
プロポーズとして？
泥沼でいくのか、ピュアでいくのか
成瀬は既婚者です。奥さんの名前はミキ（中村ゆり）。
雄介の記憶がすっごく残っている成瀬は、どんどんさえ子と近づいていきます。
もう泥沼不倫です。
キスシーンは良かった。
ミキが、さえ子にもう会わないでほしいと、言いに行くシーンがあります。ここもめっちゃいい。女性側には感情移入できて、とても苦しくなります。
泥沼不倫を突っ走るか、ピュア路線を貫くか、どっちかにしてほしかったな〜。
途中まで、ミキが事故にあっていなくなるみたいな、ストーリーにでもするのかなって思っていたんですよね。誰も悪くないけど、残されたさえ子と成瀬で、生きていく的な。
実際は、成瀬が死んで、
さえ子とミキが仲良くなって、
ちゃんちゃんって結末でした。
WHY!!!!!!!?
文責 はち
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