ポッドキャストの遠隔収録ができるようになるまで
ひよっこ研究者のさばいばる日記のはちです。同僚の研究者のちーさんと、一緒にポッドキャスト番組を運営しています。
長期出張や生活スタイルの関係(詳細は、#23 わたしたちの未解決問題 をお聴きください)で、土日に対面収録できないことが増えてきた頃、遠隔収録をしてみよう!という話になりました。
今回は、遠隔収録をどのように行なっているのかを説明していきます。コラボ収録も遠隔が可能だとハードルが下がると思いますので、できるようにしておいて本当に良かったと思います。
最初の壁!?マイク問題アゲイン
遠隔収録の選択肢は、結構多そうでしたが、音質のことを考えれば、収録場所ごとに1台のマイクが必要そう。
また、マイクを考えなければいけなくなりました。
以下の点に考慮して、決めたのが Logicool Blue Snowball
USB接続 一択
単一指向性でOK
お手軽な値段
口コミも良さそう
Yeti Blueを使っているので、そのシリーズの中で一番安いものにしました。
ケーブルもスタンドも付いており、これだけ買えば、収録ができます。
0.46 キログラムということで、持ち運びもする気になれば可能。
Yeti Blueは、重いので(1.55 キログラム)、出張に持って行く気にはなりません。
はちとちーで使っている型が違いそうなのですが、音としてはどちらも問題ないと思っています。
単一指向性と無指向性、設定が変えることができます。詳細はこちら
単一指向性(ポジション1)
10dB減衰付き単一指向性(ポジ ション2)
無指向性(ポジション3)
具体的にリモート収録はどうする?
たまデザFMさんの記事が、仕組みを理解するのに大変参考になりました。とくに全体像の図が最高です。同じ方法で、収録することにしました。
シェアしていただき、ありがとうございます。
音の質を保つという点で、ローカル環境に音源を保存する方法がおすすめです。
はちは、はちのPC上に、ちーは、ちーのPC上で、自分の声を収録し保存します。その後、2つの音源を重ねて編集していきます。
二人の通話は、Mobileを使い、LINEでしています。PC上で話しながら、録音も可能ですが、不具合があったら嫌だなと思い、通話と音源収録の媒体を分けるようにしています。
イヤホンを使わずに会話してしまうと、1つの音源に2人の声がのってしまい、編集作業が詰みますので、要注意。
環境ごとにノイズ音など違うので、音源が別のファイルにあると、とても編集がスムーズです。
3人、4人となっても、一人ずつ音源ファイルあるほうが、良いかも?
編集は大変になりますが、修正がしやすいはず。
特に私たちの会話は、被って話してしまうことが多いので、編集でギリギリずらして、聴こえるようにしていたりします。
編集のために、音合わせを最初にしている番組さんもいるかもしれませんが、どうぜズラすので、ひよけんでは、あまりやっていません。
コラボ収録の際に知ったのですが、各番組さんごとに異なるやり方していて、面白かったです。
コンテンツフリークスさんの音合わせ方法が、はじめに言われた時に意味わからなくて(笑)take2をお願いすることになりました。
詳細は、みっくんがそのうちブログで教えてくれるのでは… ?
音源の共有(おまけ)
音源の共有は、dropboxのファイルリクエスト機能を使っています。
URLを使っており、そこのファイルをアップロードしてもらえば、自動的にpodcastのフォルダに追加されます。
dropboxユーザーのため、この方法を取っています。もらったらファイルを保存する手間が省けるので、便利です。
コラボの際は、google driveやギガファイル便を使うこともあります。
文責 はち