#僕の闘病日記 13
昨日はおばあちゃんの告別式でした。本当はライブがあったんだけど、メンバーに相談したら俺らが思いっきりやってくるから安心して行ってきて!って行ってくれて、おばあちゃんとちゃんとお別れしてきて。会うのは5年ぶりくらいでした。顔見たら綺麗に化粧して優しい顔してて、おばあちゃんの作るおこわ好きだったなとか、よく弟と名前間違えられたなとか思い出して。ちゃんと会いにくるの遅くなってごめんねって言えました。自分自身が死を身近に感じてからの出来事だったから、思うことが沢山あって、改めてこれから自分には何ができてどう生きたくて何がしたくてって考えて。
最近、自分に対して優しくなれなくて携帯も見たくなくて、人に対しても距離をとったりしてしまってたんです。自分がどうしたいのか、どうして良いのか見えなくなってしまって、たぶん色々起きすぎて疲れて嫌になって怖くなってた。こんなどうしようもない人間になりたいわけじゃない。メンバーは昨日、俺の分も思いっきりライブしてくれて、母さんは帰り見送ってくれてずっと手を振ってくれてた、弟は駅まで何も嫌な顔せず送ってくれて、そんな人たちが周りにいてくれてるのに、もう終わりだ。
変わらないともうダメだよ。
よくなるものも良くならない。
チャンスも巡ってこない。
自分のことも、心の底にあるものも、真剣に向き合わないとダメだよ。
理解してもらえないとか嘆いてるんじゃなくて、つらくて苦しくても生きろよ。
ボロボロになってもそれでも生きろよ。
だって、今のままじゃただのダサいやつだよ。
胸張って生きろ。
思いっきり生きろ。
思いっきりバンドやろうぜ。
何縮こまってんだよ。
何も怖くないよ。大丈夫。
何回も乗り越えてきたから。
明日はライブだぞ。
ツアーで水戸も帰る。
来月しょうごさんと企画もやる。
フェスもやる。
思いっきりやりきれ。
思いっきり走れ。
なんかこれ書きながら電車の中で泣きそうになってきた、悔しい。ダサいよ俺。マジで、思いっきりやれ。
思いっきり生きろ。