サポーターであるということ
はいどうも。激闘を制した直後の高いテンションの中これを書いておりますひよグナです。
激闘というのはJ2残留争いにおいて天王山とも言えた鹿児島×岐阜の一戦です。結果としては我々鹿児島の劇的勝利です。劇的すぎるくらいに劇的な勝利でした。これで鹿児島は残留に大きく近づいたと言っていいでしょう。栃木と岐阜の両チームが残り4試合で勝ち点6を積み上げるのは相当困難かと。
この日は平日にも関わらず5056人もの観衆が白波スタジアムに駆けつけた。そこには仕事帰り、学校帰りの人も多くいただろう。かくいう僕も学校が終わって帰宅後すぐに父と弟と共に車でスタジアムにむかいました。
試合は残留争い直接対決らしくどちらも気持ちの入った好ゲーム。鹿児島がボールを支配し押し込む時間は長かったですが岐阜もカウンターやセットプレーでチャンスを創り、勝つ可能性自体はどちらもにも等しくあったような気がします。
ここ3試合連続で引き分けているうちのサポーターとしてはスコアレスの時間が長くなるにつれ心のどこかで「また引き分けか.......」なんて思った人もいたのではないでしょうか。実際ぼくもちょっとだけそんなことを思っていました。しかし、応援席の熱は最後まで冷めませんでした。
そしてラストプレーでルカオがやってくれました。本当に最高な瞬間でした。ツイートでも言いましたが人生最高に叫んで人生最高に知らないおっさんたちと抱き合いました。
こんな体験、Jクラブのサポーターやってないと味わえないんじゃないかと思うんですよ。世の中には色んな楽しいこと、面白いことがありますがその中でこんなに喜怒哀楽を知らない人とすらも共有できることがあるでしょうか?
もちろん辛い時もあります。今年の鹿児島は昇格組ということもあり負けの方が断然多いし、大敗だってします。その度に我々は選手達に失望しながらも同時にアホみたいな切り替え力で次節への期待を込めて声を揃えチャントを歌い、飛び跳ねるのです。
その結果として我々の愛するクラブはたまにこんなご褒美のような劇的な勝利をプレゼントしてくれます。自分はゴール決まってからルカオがスタンドに挨拶にくるまでの間色々叫んでましたが、一番叫んだ言葉は「よっしやあああああ」でその次は
「ありがとう!」
でした。これは自然と心から出た言葉です。ぼくの人生をこんなにも潤してくれてありがとう。我らの愛する鹿児島。これからもこの命ある限り応援し続けることをここに誓います。
2019/10/31