天国から地獄

2019年9月27日 21:41

両チームのスタメンはこんな感じ。それじゃあ早速本文へ

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Hamaikakoa | Alineación#EibarSevillaFC pic.twitter.com/f5Sx6nQFAw
— SD Eibar (@SDEibar) September 26, 2019

いつも通りの4-3-3でスタート。エイバルもお馴染みの4-4-2。エイバルの前プレはちゃんと前と後ろが連動していて良さげだったけどセビージャが配置と個々の質で上手く剥がせてた印象。中盤の3枚が上手く立ち位置を入れ替えたり、左WGのトーレスが中にも入ってきたりしながらのビルドアップが効いたかな。

特筆したいのはバネガの状態の良さ。ドリブルで5人くらい剥がした場面はもうすこですって感じだった。左SBのエスクデロとCBカリーソの間に降りてビルドアップを大いに助けてた。

トーレスも良かった。サイドでキープできたり中に入ってきてボール回しに絡んだり。点もとったし。ボール奪取からカウンターに繋げたシーンもあったし守備もそこまで問題なさそう。上手い使い方見つけたねロペデキ。

オカンポスはもういつも通り巧くて走れて、遂に得点という目に見える結果もついてきたしこれからどんどんノっていけそう。ムニルも相手最終ラインと駆け引きしたり、サイドに流れて起点になったりしてデヨングには出来ないことをやれていた。ボール奪取から2点目の起点にもなったのもグッジョブ。

エイバルは前半のうちに乾に代えてエスカランテ入れて4-3-3にしてきたけどそんなに効果的って感じはしなかったかな。エスポジト上手いね。

前半の文はハーフタイムに書いたからポジティブでワクワクしながら書いてるのが伝わるような内容になっておりますがまさかこんな結果になるとはね...。

前半とは違ってエイバルのターンが続いてた。ペドロレオンのクロスを中心にシンプルに攻めてくるエイバルでした。完全に潮目が変わったのがカリーソの負傷交代。代わって入ったクンデがオレジャーナからボールをとられそのまま持ち運ばれて足かけてPK。オレジャーナが自分で決めて1点返したエイバル。

そこからはもうオレジャーナがファールでしか止まらない。同点ゴールはヴァツリークの判断ミスからレオン。ヴァツリークはなぜあそこまで出てきたんだ...。

そして3点目はアンヘルの素晴らしい直接FK。壁は僅か2枚で、しかも飛ばない。そりゃ決まるわ。

この間の交代カードはジョルダンに代えてグデリ、トーレスに代えてポソ。ジョルダンは交代させられたことに対してかどうかは定かではないが激おこプンプン丸でペットボトルを地面に投げつけて黄色い紙を頂戴した。

前半を素晴らしい内容でしかも2点リードで折り返しただけにこの結果は到底納得できるものではない。カリーソの怪我での交代は想定外だったとはいえ、ベンチにはチチャリート、デヨング、ロニーロペスがいただけに采配ももっとどうにか出来たんじゃないかなぁとか思っちゃう。

クンデは急遽の出場だったとはいえ流石にあのミスはアカン。ヴァツリークももう2シーズン目なのだからもっと安定感が欲しい。

強いてポジティブな面を挙げるとしたらトーレス、バネガ、ムニルのパフォーマンスだろうか。

トーレスは左WGで他の選手には出来ないだろう特殊な役割で輝きだしたし、バネガはフェルナンド、ジョルダンという心強いサポートを得てそのテクニックを遺憾無く発揮している。ムニルもワントップの位置で明確にデヨングとは違う良さをみせた。

週末にはアトレティコを破り好調のレアル・ソシエダをホームに迎える。厳しい試合になるだろうが、また切り替えて反省して闘って欲しい。