【出勤か在宅か】在宅勤務(リモートワーク)を経験して感じたとメリットとデメリット【一長一短ありますが私はリモートワーク派】
【出勤か在宅か】在宅勤務(リモートワーク)を経験して感じたとメリットとデメリット【一長一短ありますが私はリモートワーク派】
私が勤務している会社も中小企業ながらも在宅勤務が導入され、2週間が経過しました。
リモートワークをする前は、「通勤する必要がなくなるってメリットしかないのでは」と考えていました。
しかしながら、実際に経験すると想像と違ったことが見えてきました。
ここで、
「在宅勤務をするか否か判断に迷っている、もしくはぶっちゃけリモートワークってどうなのか知りたいという方」に向けて、実際に在宅勤務・リモートワークをしたことによって感じた、良かった点とここは欠点だと感じた点をそれぞれ紹介します。
在宅勤務の背景
今回私が在宅勤務をする流れになって背景には、感染症(新型コロナウイルス)の流行によるところが大部分を占めます。
もともと、東京オリンピックに向けて在宅勤務の準備を進める予定だったこともありますが、新型コロナウイルスの大流行によって、導入が大幅に早まりました。
新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言を受けて在宅勤務等の推進について関係団体に要請しました (METI/経済産業省)
梶山経済産業大臣が、新型コロナウイルスの感染症拡大防止の観点から、日本商工会議所等の中小企業団体の長に対して、在宅勤務等の対応を進めていただくことを要請いたしました。経済産業省では、所管の948団体に対して、同様の要請を行うとともに、特に取引先等の出勤についても配慮するよう要請しました。
政府が在宅勤務を推奨していることもきっかけの一つです。
在宅勤務の良かった点(メリット)
・通勤時間が0分になる【最大のメリット】
・自宅でリラックスして仕事ができる
・ランチ代を抑えることができる
メリットを説明していきます。
・通勤時時間が0分になる【最大のメリット】
以前に通勤時間の有効活用についての記事を書きました。
在宅勤務ではそもそも通勤時間が無くなります。
私はこれこそが最大のメリットだと感じました。
毎日の満員電車を回避することができるだけでなく、通勤に消費していた時間を有効活用できる。
つまり、一日の中で新しい時間を創出することになります。
新たな時間の使い方は自分次第で何にでも活用ができます。
ゆったり仕事に備えるも良し、
朝の起きる時間をちょっと遅くして睡眠時間を増やすも良し、
ちょっと家事を先にやってしまうのも良いと思います。
時間の創出することができる。これは忙しい現代社会において価値が高い効果です。
・自宅でリラックスして仕事ができる
在宅勤務では当然仕事は自宅で行うことになります。テレワークなどは共有のワーキングスペースを使用する方もいらっしゃるかもしれませんが、会社内ではありませんよね。
そのため、在宅勤務では自分の好きな格好で、自由な体制で、集中できる場所で、仕事を進めることができます。
マイブームは時々立って仕事をすることですね。
ずっと座っている姿勢も疲れますので、気分転換にもなりますし、健康のためには1時間に一度は立つべきと聞きます。
余談ですが、ちょうど良い高さの机がなかったので、カウンターキッチンの上にパソコンを置いて仕事を進めています。割とおすすめです。
・ランチ代を抑えることができる
これは該当する方は少ないかもしれません。
私は通常ランチはオフィス周りで外食していますので、一食1,000円ほどかかります。
一方在宅勤務では家にあるものでランチを済ませてしまうので、どんなに高くても500円を越えることがありません。
在宅勤務によってランチ代を50%以上抑えることができています。
食費は固定費ですから、節約することができて非常に助かっています。
在宅勤務の欠点(デメリット)
・人と話す機会が減る
・やりがいを感じにくい
・運動不足になる【最大のデメリット】
デメリットを深掘りしていきます。
・人と話す機会がなくなる
在宅勤務だと基本的に一人で仕事を黙々と進めていくことが多くなります。
そのため、会社で先輩や同僚などと会話しながら仕事をする機会が激減します。
もちろん、相談が必要な案件は電話で確認を取ったりしますので、人と話すことが全くなくなるという訳ではありません。
しかし、普段と比較するとなくなったと錯覚するほどに話さなくなります。
常におしゃべりしたいということではないですが、人は社会的な生き物です。
他人と話さない日が続くと精神的に少し辛い面も感じます。
・やりがいを感じにくい
在宅勤務ですと、自分のタスクを確実に進めていくような働き方になる方が多いのではないでしょうか。通常時では、チームで案件を完遂することで得られる達成感を共有したりすることもできます。
けれども、在宅勤務では「自分の役割をやりきったら終了」という感覚が強くなるように感じます。
・運動不足になる【最大のデメリット】
在宅勤務で最大のデメリットはズバリ「運動不足になる」ことです。
「それって在宅勤務とか関係あるのか」と思われる方もいらっしゃると思いますが、関係は大ありです。
私も実際に在宅勤務をするまでは実感できませんでしたが、とにかく運動不足だという感覚に襲われます。
通勤のために駅に向かう行為や、社内で打ち合わせや報告するために上司の側へ向かう行為など、例をあげると限りなく地味ですが、積もり積もって運動不足に繋がります。
実際に、在宅勤務までの私の一日の平均歩数は6,000歩と少しでした。
これが在宅勤務が開始した時の歩数と比較します。
平均6,000歩に対して、在宅勤務ではなんと「89歩」でした。
つまり、在宅勤務前と比べて実に約1.4%しか行動していませんでした。
運動量が98.4%減
流石に身体を動かしたくてウズウズしてくるレベルです。
そんな影響もあるい、在宅勤務の業務時間後には20~30分間の散歩をすることが日課になりつつあります。
運動不足になると、不健康になる、ストレスがたまる、太りやすくなる、など良いことが一つもありません。
皆さまもお気をつけください・・・。
(歩数はiPhoneのヘルスケアアプリにて計測しています)
まとめ:在宅勤務は一長一短【働き方の多様化は推奨】
以上が、在宅勤務(リモートワーク)を経験して感じたとメリットとデメリットでした。
一長一短ありますが、在宅勤務を実際に経験している者の意見としては、リモートワークの導入に賛成です。
とにかく通勤時間がなくなり、新たな時間を生み出すことができている点が最強です。
また、在宅勤務に賛成する別の理由としては、「働き方の多様化」に繋がるためです。
先日、このようなツイートをしました。
コロナで毎日気分が重い日が続きますが、その影響で時差出勤や在宅勤務とか働き方の多様化が急速に進んでいるイメージ。コロナは恐ろしいですが、少しでも前向きに受け止められるところを探したいです…。— ひよこ(Hiyoco)@Blog (@relax_words) 2020年4月14日
日本企業はお堅い会社が多いという印象でしたが、リモートワークに対応した企業は前年と比較すると何倍にも増えたのではないでしょうか。
落ち着きの見せない世の中ですが、こんな時だからこそ少しでもポジティブに捉えることができる点を見つけていく前向きな姿勢が大切だと思います。
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