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午前休がくれた、心の余裕と仕事の集中力

今日は午前休を取った。
理由は眼科の予約だったけど、実際に過ごしてみたらそれ以上の価値があった。
朝の時間に余裕があるって、こんなに心が豊かになるものだったんだなと驚いた。

普段の私は、8:30の始業に間に合わせるために、朝はいつも時計とにらめっこしてる。出る時間を逆算して、少しでもズレたらアウト。電車を1本逃したら遅刻確定だから、ラッシュアワーに揉まれながら、気持ちも体も余裕なんてゼロのまま職場にたどり着く。でも今日は違った。

予約は9:30だったから、朝は時間がたっぷり。起きたときの「急がなきゃ!」という焦りがなくて、ただ「今の私に必要なこと」を一つひとつこなしていく感じ。コーヒーを丁寧に淹れて、窓の外の景色を見て、深呼吸する。それだけで、「ああ、今の自分、穏やかだな」って思える瞬間があった。こういう心のゆとり、普段は見失いがちだけど、やっぱり大事なんだなと思った。

午前休を取るって、それだけでただの「休み」だと思ってたけど、実際に過ごしてみるとちょっと違った。なんというか、心が整う感じ。自分のための時間があるって、こんなにも心地いいものなんだなって。

そして驚いたのは、その後。午後から仕事に戻ったら、なんだかいつも以上に集中できたのだ。普段の朝は、慌ただしさや通勤の疲れがどうしても体に残っていて、午前中を全力で駆け抜けると午後は息切れしがち。でも、今日は違った。午前中にちゃんとリセットされたからか、午後はスムーズにスタートできたし、頭が冴えてる感じがあった。仕事の進み具合も、普段よりずっといい。これ、午前休を取ったおかげなのかも、と思った。

改めて思うのは、「フレックスってもっと普及していいじゃん」ということ。始業時間が自分で決められるだけで、朝のストレスが減るし、通勤ラッシュに追われないだけでモチベーションが全然違うと思う。みんなが同じ時間に一斉に働く必要なんて、本当はそんなにないんじゃないか。
会社のルールに自分を無理やり合わせるよりも、自分のリズムに合った働き方を選べたほうが、効率も幸福度も上がるはず。

もちろん、毎日午前休を取るなんてできないし、すぐに全部が理想通りになるわけじゃない。でも、「午前休をもっと積極的に取る」っていう選択肢を、これからはもっと自分の中で大事にしていきたいと思う。疲れたとき、少し気持ちに余裕が欲しいとき、忙しい日々の中で「心を整える時間」を持つために、午前休を使うのってすごく有効だなって感じたから。

今日はたまたま病院の予定だったけど、たとえば何も予定がない日に「午前休を取る」っていうのもありだなと思った。ただ家でゆっくり朝を過ごして、少しリフレッシュしてから午後から仕事に戻る。それだけで、心の軽さも仕事へのモチベーションも全然違うんだなと実感した。

きっと、こういう「自分に合った働き方」を意識する人が増えたら、世界はもっと優しくなる気がする。通勤ラッシュでイライラする人も減るし、余裕のある笑顔が増えるんじゃないかな。まずは自分から、午前休を取り入れる習慣を少しずつ増やしていきたいと思う。

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