【マネされるということは…】書く習慣Day27
Day27「誰かに言われた大切な言葉」
大切な言葉…たくさんあるのですが、そのうちふたつはすでに過去に書いたとおり。
今回は、中学、高校ときたら小学校だな!と思った、私の大切な思い出の一部を書こうと思います。
「マネされる」ということ
人にマネされる、と聞いて皆はどう感じるだろう?
「パクられた!」「せっかく自分で考えたのに!」
これは小学校時代に私が抱いた印象だ。
確か図工の時間だったかな。セロハンとLEDライトを使ってランプシェードを作る授業があった。
セロハンの光が当たることでキラキラ光っているように見えたら綺麗だろうな〜という理由で、私は雪だるまと雪が降る光景をセロハンを貼り付けて作った。
自分でも納得のいくデザインで喜んだのだが…問題はその後。
友達にそっくりそのままそのデザインをパクられたのだ。
「せっかく自分で考えたのに!!」と、私は悲しくなってしまい先生に相談した。しかし当時の担任だったH先生は、違った視点での考え方を与えてくれたのだったーー。
「マネされるということは、それだけひよさんの作品が素敵な作品だったってことだね」
なんと、マネされたことを誇りに思っていい、と言ったのです。
あ、さすがに公的な作品展(コンテスト)とかで人の作品をパクるのは著作権侵害になるからダメです。学校内、しかも図工の授業だったから許されてた。
「パクられた」という悲しい経験を「パクられるぐらい良い作品を作った」
という経験に変換する。H先生は「別の視点から考えてみる」ということを教えてくれました。
そうかぁ。そういう考えもあるんだな。
私が今もなお、芸術作品ひいては自分で「創ること」を好きでいるのは、もしかしたらH先生のこの言葉があるからかもしれないです。
そんなH先生は自分の夢を叶えるために、2016年に教員を辞めてアメリカに渡ったらしい。らしい、なのはH先生から送られてきた絵はがき(ニューヨークの夜景付き)にそう書いてあったから。ほんとエネルギッシュで、チャレンジャーで、それでもって面白い先生だ…。
自己紹介で自分のことを松潤だと言ってみたり、納豆に卵はいれないけど、ネギは大量に入れるのが好きだと語っていたり、モルディブに行った話だったり…先生の面白い話は今でも覚えている。
今はどうしてるかなぁ。
長らく連絡してないけれど、また絵はがき、書こうかな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?