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三國志真戦やってみた S3育成感想(3)
どうもこんにちは。ひよです。
今回はS3での部隊育成の振り返り、3部隊目になる呉弓について振り返っていきたいと思います。よろしくお願いします。さっそくですが編成を見ていきましょう。
編成
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強攻+天下大吉でも十分輝けるコスパ最強アタッカー孫尚香。とりあえず置物として置いておけば間違いはない程普。あと1人を呉から誰にしようかな、太史慈を他編成で使っているのが痛いな、まあ適当に韓当でも入れようかな、と思っていたらシーズン途中で馬忠を引いたので、面白そうな固有戦法だと思い非常に興味があったため採用することとしました。
馬忠って誰?
みなさん知らないであろう馬忠について軽く振り返っていきましょう。
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この画像はレベル50、装備、pt振り済みの自分が使っている馬忠です。
ポイントは武力に振っていますが、装備は速度を上げています。
まず適性は弓だけSで騎兵がC、他がA。宝物がない現状では弓で組むしかなさそうです。自分の呉武将の主軸が孫尚香と太史慈なので騎兵もAぐらいあると大変助かりましたがこれだと弓で組むのは確定ですね。
属性を見ていきましょう。
武力221って書いてるとなんとなく高そうに見えますが、残念ながら武力は全然高くありません。星5の兵刃系武将だと最低クラスで、無凸の星4の呉の弓Sの蔣欽、韓当、徐盛よりも低いです。(実戦的には使うときは星4武将は4凸前提だと思いますし、実際自分が持っている蔣欽と韓当は完凸なので、それらと比べると60ぐらい低いです)
知力はそこまで低くなく、太史慈より少し上という感じ。統率はかなり低いです。もう1人のアタッカーの孫尚香も同様にかなり低いのでこのあたりで暗雲が立ち込めてきます。
速度はめちゃくちゃ早いです。正確には星4の胡車児が最速ではありますが、星5武将の中では最も速いです。武力または速度に依存する戦法をつけると面白そうですね。
次に固有戦法を見ていきます。
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準備ターンあり、発動率の低さ(35%)、ダメージ率(520%)共に旧龐徳の時の掲棺決戦を思い出しますが、こちらは確率ではありますが強力な制御効果である捕獲がついています。
捕獲=恐慌+虚弱+回復無効+偽報(解除不可)であり、これが2T続くということで食らった相手は本当に何もできなくなります。相手の撤退判定をしてから捕獲判定が入るので、他の制御戦法とは違い「相手が260%ダメージで落ちちゃったから捕獲が無駄になった」というケースは少ないかと思います。
もちろん混乱すると自軍武将も捕獲し得ります。あと趙雲には無効化されます(体験済み)。偽報は効くのになんでこれは効かないんだ?ちなみにPK以降だと沮授で延長できるという噂を聞きましたがこれは未確認。
捕獲率60%(速度の影響を受ける)は実際どのぐらいなのかは分かりませんが、正確に測定したわけではありませんが体感だと80%ということはなさそう。なんとなく65%ぐらいなのではないかと思っています。
固有が極めて重たいとはいえこれだけ強力な制御戦法、あともう1つはみなさんお馴染み暴政劫掠ということで、最初の2Tは白馬義従で45%に発動率を上げてはいますがさらに白眉で12%上げたくもなります。
編成コンセプトとしては上から程普固有と暴政劫掠で恐慌を振りまきつつ、捕獲して相手を完全に無力化してから火力を叩き込むという感じですね。
準備ターンありの戦法に白馬義従、速攻型は向かないということは再三これまでの自分の文章で語っていますが、捕獲と恐慌持ちなため単純なダメージ戦法とは話が違います。
ちなみに孫尚香の兵法書は常勝を選択しています。常勝の65%破陣は2T目に付与され、孫尚香固有の弓腰姫後に付与されるため、バフとしてカウントされ、武力と弓腰姫のダメージ率が上がります。孫尚香を持っている人は必ず覚えておくべき項目ですね。(前期は以治撃乱-将威とかにしていたので確認できず)
うまくいけば相手を無力化して抜くことができるロマン編成。捕獲できない趙雲と、アクティブ戦法を止めてくる諸葛亮は非常に苦手なので、この2人には当てないようにしたい。有利であるはずの槍に全然当てられないのは痛いですが、孫尚香が45%洞察になれることもあり、意気衝天はそれほど苦にしていません。どれだけ硬い相手でも捕獲すれば抜き得ますが、果たしてどうなるか。前期「孫尚香では火力不足」という感覚を得た自分ですが、常勝にしてどのぐらい改善できるでしょうか。
対人戦
馬忠に負けたとなったら対戦相手が5度見してくれると思って、ドヤ顔でいろんな編成にぶつけていました。ということで、今季流行っているよく戦場で見る編成への相性を見ていきたいと思います。
勝ち、優勢◎
互角○
劣勢△
負け×
呂布三勢:×
賈詡三勢:×
魏騎馬:〇
桃園盾:×
張角盾(法正三勢含む):×
司馬懿盾:×
西蜀:×
蜀槍:△
呉弓(甘太+α。兵刃系):×
ヤリクソン:〇
いやぁ………
呂布三勢には厳しかったです。馬忠は甘えの武力振りにしているため、太史慈や速度振り郭嘉などには速度差で勝てません。そこで先にデバフを振りまかれる、あるいは脆いため普通に呂布に抜かれるということが多かったです。
賈詡三勢にもダメでした。趙雲に捕獲も恐慌も効かないので、完全に強みが失われているという感じですね。混乱して味方に打って死亡、ということも多かったです。
魏騎馬にはそこそこ健闘しました。主に曹操・賈詡・程昱の3人の組み合わせを想定しています。ゆっくりタイプはそんなに苦にしている感じはありません。制御勝負ですが、最速の男として上から捕獲や恐慌を振りまいてくれるのは大きいですね。曹操固有や刮目相待を剥がせるのは大きいです。とはいえ有利を取れた、というほどではありません。まあ互角でしょうか。
桃園盾には全然ダメでした。実は自分はこれは少しいける要素があるのではないかと思って逃げずに戦ったんですよね。意気衝天で孫尚香が嫌な思いをするのは、刺さる67%×天下大吉を打てない55%≒37%なのでそこまで高いというわけではなく、馬忠が意気衝天を剥がすこともできるし、という認識でした。ただ張飛の火力や、捕獲できなかった場合の陥陣営・劉備固有での回復の手厚さはさすがテンプレ編成と言う感じでした。孫尚香の手数が多いせいで陥陣営の回復抽選機会が多いのも嫌なポイントですね。そもそも兵種相性が悪い上に部隊相性も特に良くないので戦うべき相手とは言えません。
張角系に対しては、兵種相性もそうですし、馬忠は疾戦突囲を持っていませんが張角は持っているため、五雷轟天を1T目に打ってくる可能性が少しあるというころも嫌でした。あまり勝てる気はしないのでほとんど当てておらずサンプル数は少な目ですね。司馬懿盾も同様、例えば仮に慰撫軍民や刮目相待を剥がせたところでそんなにすぐ抜き切れるかと言われるとそうでもないし、上振れに上振れを重ねないといけないというところが厳しいだと判断していました。
西蜀。諸葛亮はダメ。
蜀槍。諸葛亮も趙雲もダメです。ただ、たまに桃園槍系の編成などがあり、そういったものにはかなり有利を取ることができました。白耳兵には基本逃げますが青州兵が相手なら突っ込むべきかと思います。
呉弓。これに本当に勝てない。ここが一番まずいところだと思います。
特に錦帆軍(基本的には甘太孫)。いい勝負だろうと思ってぶつけても本当に勝てません。同じ速攻型編成で、先攻をいただいているにも関わらず勝てない。大問題です。原因を考察していきたいと思います。
深刻な火力不足
メインアタッカーは孫尚香。この編成の孫尚香のバフは基本的には連撃・洞察・離反・援護の最大4つで、2ターン目だけは(65%)破陣がつくことで、5つというMAXのバフを得ることができます。
ただ、2ターン目なので兵力もMAXに近く、連撃状態でバフ5つで弓腰姫を2回発動できていても足りない。これは使ってて得た感覚なので言語化できませんが、本当に物足りないなと感じます。自分がずっと許褚(と今期は龐徳)をアタッカーとして使っていたからなんでしょうか。最終盤までもつれ込む引き分けの時の最大値で通常攻撃+戦法でようやく20000キル程度。夢がないなと感じます。
サブアタッカーの馬忠はどうか。2T目に暗箭難防を発動できる可能性は制御を無視すると57%あります。260%ダメージ×2人ですし、呉の兵刃弓はダメージカット戦法を基本的には入れてないのでそこそこのダメージは出ます。捕獲率も65%程度はあるはずなので、捕獲している戦報もそこそこあります。が、それでも勝てない。なかなかもどかしいものがあります。
やはりこちらは2アタッカー、相手は3アタッカー。どうせ速攻ならサポーターはあまり重要ではなく、そこの火力差で負けている感じが否めません。また、こちらは太史慈がいないため、相手の統率を下げることができていないというところがダメージが出ない(殴り負ける)原因として大きいように感じます。
ちょくちょく見かけるヤリクソンには相性は良さそうです。こちらの知力がそこまで低くないこと、メタ戦法メタ武将がいない上に、そもそも草船借箭と陸遜の宝物無しで組むヤリクソンの強度がそこまで高くないというところも関係しているのかもしれません。
後日談
呂布三勢と呉弓に全くぶつけられないのが非常に痛いと感じたため、馬忠を武力振り→速度振り、白眉→奇計良謀に変えました。
馬忠の速度は建築や装備など込みで300を少し超えるぐらい。それでダメージカット率は高々50%程度。対象が刺さる相手であるとはいえ、兵刃ダメージと計略ダメージの片方ずつを3T、あまり関係ない速度に振ってこの程度しかカットしてくれないというのは少し物足りないと感じます。
蜀で揃えた諸葛亮だと暫避其鋒で80%ぐらいはカットしてくれると思いますし、八門金鎖の陣ならば兵刃計略どちらも(知力系武将なら)50%程度カット、御敵屏障は25%カットですが対象が兵刃計略両方である上に4Tカットしてくれるため、これらの戦法に比べて(コスト)パフォーマンスが悪いと感じますね。
奇計良謀で大きく対策できるのは賈詡三勢、呂布三勢、甘寧あたりでしょうか。
ただ賈詡三勢には元の相性が厳しすぎて無理。呂布三勢にはかなり強みはありますが、剣鋒破砕で剥がされる可能性があること、計略ダメージカットがあまり活きないこと、カットしても呂布は抜いてくることがあるためこれで必勝になるとは全く思いません。
一番重視したのが甘寧対策だったのですが、やはり剣鋒破砕、甘寧に錦帆軍をつけているパターンはそこまで甘寧のダメージ比率が大きくない≒甘太孫の場合は太史慈や孫尚香もしっかりダメージを入れてくるというところがあり、体感として全然対策になっていないような感じがありました。
ということで解体です!
一番勝率、戦功の入り具合が良さそうだった蜀槍も解体して、僕は一体どこへ向かってしまうのでしょうか。次の次(予定)のnoteをお楽しみに。
まとめ
・孫尚香は単体では火力がイマイチ。凌統・周泰・太史慈あたりと組み合わせないとアタッカーとして厳しい。強攻+天下大吉という安い戦法でそこそこ削ってくれるのはとてもありがたいが、相手を倒しきるという点ではよっぽど高排出の甘寧の方が使いやすい
・馬忠+白馬義従は、(最速の男なので)確実に先行できる、発動率を上げた上で、上から暗箭難防や暴政劫掠を打てるという点では非常に優れているが、準備ターンありの戦法持ちは速攻で削り切るという点では向かない。(馬忠のジレンマ)
・馬忠自体はそこそこ使えそうだが、部隊全体としても馬忠単体としても当てる相手がけっこう悩ましい
・本当に甘寧が欲しい