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片想いの女性に告白した… その後、切ない思い出の体験談

自分が大学生の時の話です。大学に入学して、とある一般教養の初回の授業でした。

ものすごく人気のある講義で、大講堂にもかかわらず、自分も含めて立ち見がいるほどでした。

座席後方で自分の視界のに入るところにめちゃくちゃ可愛いと思う女の子がいました。

ドストライクという感じで、その日は授業に全く集中できませんでした。

それから数日後にキャンパス内で彼女を見かけることがあり、次の週の同じ時間の同じ場所で出待ちしてみましたが、

残念ながら会うことはありませんでした。

しばらくして、自分が入ろうと思っていた総合運動サークルの新歓合宿がありました。

キャンパスの集合場所に行くと、なんとその女の子がいたのです。

その時のテンションの上がり方はやばかったです。

フワフワした気持ちを抑えながら、往路バスでは目の前に彼女が座っていて、

自分が写真を趣味にしていることを伝えると、その女の子も写真が好きらしく、

「今度、一緒に写真を撮りに行こう」

と言ってくれました。

恐らくこの時は、今後のバラ色の大学生活に心を躍らせている状態で、自分が世界で一番幸せ者だと思っていたでしょう。

同じサークルでの活動を通して、彼女ともかなり仲良くなっていくと同時に、

元彼氏が忘れられないことや、同じサークル内にいる元彼氏に似ている男の子も少し気になっていることが分かってきました。

なぜかこんな勝算もない中で、アタックするとは情けないことですが、案の定に告白して振られます。

本当であればエピソードはここで終了ですが、僕にとってはこの後のことが重要でした。

しばらく距離はできてしまったものの、僕のことを気にして彼女はたまに声をかけてくれました。

自然と距離は戻って、これまで以上に二人で飲む機会も増えていました。

週に2回程度は二人で飲んでいたと思います。

レンタカーを借りて夜景を見に行ったこともありました。

第三者が聞くと、少しは脈がありそうだと思うかもしれませんが、

全く勝ち筋がないことは自分がよくわかっていました。

2回目の告白は、彼女になってほしいということではなく、

「自分は好きだけど、だからこそ辛いから、元カレと早く戻ったら」

というニュアンスで伝えました。

その後、キャンパスは別々になり、自分はサークルを辞めたため、

会う機会どころか、連絡を取り合うことも無くなってしまいました。

それでも、その後の数年間はずっと彼女のことを考えていたと思います。

少し気になる子ができても、どこかで彼女と比較している自分がいて、

結局何もアクションすることはありませんでした。

気付けば素敵なキャンパス恋愛ライフからは程遠い思い出しかないまま、大学を卒業していました。

今となってはいい思い出ではありますが、きっと自分の人生に大きく影響を与えた出来事だったと思います。

正直なところ何がベストだったのかを今でもふと考えてしまうことがありますが、

そんなベストな答えすらないのかもしれないと思っています。

男性 41歳 エンジニア

切ない思い出ですね… 

諦めなければ、もしかしたらワンチャンあったかもしれません

私も、同じような経験をしたことがあります。

ただ彼とは違い、私はTrue Endを迎える事ができました。

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