Approveとは? 信頼だらけの世の中でなにがトラストレスなものか!
おはようございます。😊
昨日、ゆずさんのツイートを見て考えたことがあります。
このツイートを見てピンとくる人が、DeFiの利用者の中で何割くらいいるんでしょうか。この意味について今日はちょっと説明していきます。
先に概要を言ってしまうと、Approve(承認)は、そのトークンを引き出す権限を無限にプロトコルに与えるということです。大事なことなのでぜひ見ていってください。
Approve(承認)とは
ゆずさんが怖いといっていたApproveとはこういう感じのやつです。
なんか、初めてのトークンを使う時に出てきがちなやつです。軽くポチーと確認クリックしますよね。このポチーは、「僕のウォレットからUSDCというトークンを無限に引き出す権限を与えます」という意味です。
「USDCを取り消して」って、大事なところでメタマスクの日本語訳がとんちんかんですが、ここは英語の原文は「withdrow your USDC」となっていて「USDCを引き出して」という意味です。
そして、「アクセス許可の編集」というところをクリックすると次のような画面が出てきて、使用限度額を制限することができます。デフォルトでは無制限になっています。
わかりやすくいえば、「僕の銀行口座から日本円を無限に引き出す権限を与えます」といって、他人にネット銀行のユーザIDとパスワードをセットで教えるようなものです。
(ちょっと年配の方向けにいうと、通帳と印鑑をセットで渡すようなものです。)
さて、あなたはほんとにこのサイトを信頼しますか?
少しだけフォロー(トラストレスとは)
「Approveがそんな危険なことなんて、そんなアホな、そんなことは………あ、ホンマや!」
ってことに気づいていただけたでしょうか。僕たちは、パンケーキスワップに、アルパカさんに、その他のいろんなプロジェクトに、自分のウォレットの中のトークンを全部引き出してもいいよ!と許可を与えているのです。
なんだか不安をあおる詐欺師っぽくなってきました、ほんとのことなのに。
少しだけフォローしておきますと、このApproveというのは
・コントラクトごと
・トークンごと
であり、例えば先ほどの例では、パンケーキの「スワップ」コントラクトに「USDC」の引き出し権限を与えたので、同じパンケーキの「ファーム」には権限が与えられていませんし、「BUSD」とか「CAKE」とかを引き出すこともできません。
だからむやみに怖がることはありません。
そもそも僕たちは銀行にお金を預けていますが、それは大丈夫なんでしょうか? 大丈夫の根拠は「信頼」しかありません。銀行が僕のお金を持ち逃げするはずがない、という信頼です。
銀行と同じ信頼をパンケーキにもおいているということです。
石橋を叩いて渡るなら
パンケーキを信頼できないけど、便利なDeFiは使いたい、ということであれば、取引が終わるたびに毎回Approveの限度額をゼロにリセットすることです。Revokeといいます。
こちらのサイトが便利なので、必要であれば使ってみてください。
もうちょっと不安をあおることを言いますと、そこまでやってもパンケーキのFarmに流動性を提供したトークンは持ち逃げされる可能性はありますよw
どれくらいの可能性かというと、銀行があなたのお金を持ち逃げするくらいの確率と考えればいいと思います。パンケーキはもはや巨大な一流企業なみの収益を上げていますから。
ただしこれはパンケーキに限って言えばの話であって、他のプロジェクトは知りません。では何を根拠に信頼するのかといいますと、僕は「誰もが知っている」「利用者が多い」みたいなことを基準にしています。
……ちょっと待ってください、、、これ、、、数日前に同じようなこと書いてた!!! ⇒そもそもApprove(承認)とは
まじか……信じられん……脱力……😭😭😭
ちょっと疲れているのかも……休みます。このnote書いたらアルパカ保険のこと調べようと思ってたんですけど、もう寝ます。
さて、今日の内容はここまでです。何かのお役にたてたらうれしいです。
それではまた、DeFi~( T T)/~~~
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