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APY表記と現実の利子
おはようございます。😊
noteのネタになりそうなことは、毎日ヒマさえあればのぞいているTwitterやDiscordで勝手に収集されていきます。
・APY表記と異なることがあるんですね。
今日は某オープンチャットでこんな質問がありましたので、この理由について説明してみたいと思います。チコちゃん風QAにすると、
Q:「ねぇねぇ岡村、なんでAPY表記とちがうことがあるの?」
A: デデン「APY表記は推測だから」
なんで表記と違うことがあるのかもわからずに魔界の新台狙いで投資して、テンバガー狙って足元すくわれているみなさん、ボーッと生きていたらチコちゃんに叱られますよ。
それでは説明していきます。😊
1 DeFiの世界には2つの利子がある
DeFiの世界での利子は大きく2種類あって
(1) 独自トークン(Pancakeでいう$CAKE)付与による利子
(2) LPプール内に蓄積される手数料収入による利子
PancakeSwapの場合、表示されているのは(1)だけです、(2)は目に見えません。だから預けていたLPを引き出した時に「あれ、なんか思ってたより増えてる、ラッキー♪」となるわけです。
なぜPancakeでは表示しないのか? といいますと、今後どれだけ両替が発生するかは未来のことなので、現時点では正確には表示できないからなんですね。
一方、他のサービスでは(1)+(2)の利益をAPYとして表示しています。
じゃあなぜ他のサービスでは手数料収入含めたAPY表示ができるのか? といいますと、推測です。
Alpacaの例でいうと、過去7日間の実績の平均値を表示しています。
ですから例えば、ビットコインの値動きが大きくなると、両替がたくさん発生するのが界隈の通例なので、手数料収入も増えるため、そんな期間の表示APYは大きくなります。
しかし、数日後値動きが落ち着いてきて、でも過去7日間の余韻が残っていてまだ高APYの表示がされている時にLP提供しても、その後は両替が少ないので「あれ、表示されているより増えない気がするなあ」となるわけです。
表示APYは、あくまで参考値と考えるのが良いですね。
なお、PancakeSwapのLPトークンの両替手数料も含めた価値はYieldWatchで見ることができます。
終わりに
そんなことまで知ってるなんて、チコちゃんは魔界にも詳しいんだね。
チコちゃんの好きなコインは何かな?
「DYOR」(0x1e2ba3e4f9cfeebe5a03ca20932456009631bbbc)
今日のnoteが参考になりましたらうれしいです。
ではまた、DeFi~(@^^)/~~~