FP1級実技体験記 一日の流れ
おはようございます。🐤
FP1級実技受験生のみなさんがやってる体験記というものを、私もやってみるなり。
時は2024年2月18日、場所は大阪AP大阪茶屋町、昔の阪急イングス、今のABCマート梅田ビルの中にある会議室スペースでした。
集合から注意点あり
私は午前組で9時30分集合でした。
受験票には「集合時間の20分前に受付を開始します」という旨のことが書かれていたように思います。
また、「時間厳守、1分でも遅れたら受験できません」と鬼のような噂を聞いていたので、ここは厳守、死守です。なんとなく「10時くらいから面接開始かな」と考えている人は危ないです。
後述しますが、この「集合時間」は文字どおりの集合時間だと思っていたら少しイメージが違いました。この「集合時間」は、ガイダンスを始める時間で、いわばこれが開始時間と思った方が良いです。開始時間から"少し余裕をもって設定した時間"では"ありません"!!
だから、集合時間に遅れないようにというより、遅くとも集合時間(=開始時間)の20分前には会場に到着して受付を済ませ、10分前には座席に着席できている状態が最低ラインだと考えた方が良いと思います。
つまり、「集合時間の30分前集合」くらいが標準だと考えた方が良いでしょう。だいたい30分前には受付も開始しているそうです。(集合とは…)
そんなこと知る由もない私は集合時間の10分前くらいに受付に到着しました。水を飲んでトイレに行って戻ってくると、係の人が急かす様子だったので何だろうと思ったら、もう会場が私待ちなのでした。
受付では、受験票と写真票を提示し、写真票は切り取られてそのまま提出になります。代わりに名札を受け取り、その後受験票を使うことはありませんでした。(「試験当日に必要なもの」の中には「本人確認のできる免許証等」とありましたが、私は使いませんでした)
名札を受け取ると、「待機室」という大部屋に案内されます。席は自分の番号が指定されていて、18日午前の大阪は「4グループ」、およそ32人~35人程度でした。
待機室(大部屋)
9時30分まではスマホも使用可能ですが、9時30分を少しまわった頃に係の人が前に立って、今日の試験の流れについて説明をしてくれるとともに、スマホの電源はお切りください、ポケットに入れて持ち歩くこともできません、面接室には電卓と筆記用具とメモ用紙以外のものは持って入れませんと、これでもかと4回くらい念押しで言われていました。
10分ほどの説明が終わると、各グループの「面接控室」というところに案内されます。規制退場のようにグループごとに番号順に並んで控室に移動します。
面接控室
さっきの大部屋は1つの机に2人掛けでしたが、この控室では1つの机に1人掛けです。受験番号(F12-xx00yy-0)の、xxの部分がグループ名、yyの部分が順番になっていて、下の図でいうとyy=01の人がPart1の最初の受験者、05の人がPart2の最初の受験者になります。
きんざいのHPに標準的なタイムスケジュールが掲載されています。このスケジュールは受験者が前半8名の場合で書かれていますが、大阪会場は一部9名のところがあったので、少しスケジュールが違いました。
試験開始
面接控室に移動し、着席を確認するとほぼ間髪入れず一人目の問題読みが開始します。これが上のタイムスケジュールでいうところの「実技試験」です。18日大阪の場合はこれが9:50開始、13:00終了でした。
9時33分くらいから大部屋でガイダンスが始まり、10分程度?の説明と、控室への移動で、ほぼ心の準備をする暇がなく、控室に着いたらすぐにトップバッターの人が最初の設例読みのため後ろの席に移動します。
この時、手には電卓と筆記用具しか持っていけません。(筆箱はOK)
スマホはもちろん、かばんや上着も持っていけません。どうしても財布が気になる人は身につけておくか、そもそもお金やクレカやスマホは実技試験には持ってこないことです。
私は控室に置きっぱなしにしました。セキュリティ大国日本\(^o^)/
というわけで、試験はこのような流れになります。
09:49 1人目が後部席へ移動
09:50 問題用紙配布、名前を書いてから設例読みスタート(15分)
10:05 タイマーが鳴る(わりと大きな音)
係員の案内でPart1の人とPart2の受験生が一緒に面接室に移動10:06 面接室の前で係員から「ノックをして面接室に入って、名前を言ってください」と指示があります、その指示があるまで部屋に入ってはいけません
~ 面接室に入ったら名前を言って着席、面接官が「○○さんですね」というので大きめの声で「はい」という、声が小さいと聞き返される(健康診断の採血のようなしつこい確認ぶり)
~ 応答(12分)
10:18 タイマーが鳴ると面接は終わり(ぶち切りにはならず、タイマーが鳴ってから少し質問があることもある、焦らないように)⇒退室
10:19 控室に戻り、問題用紙を係員に渡して自席に戻る
なので、設例読みが開始してからおよそ30分で自分の席に戻ります。上の例はトップバッターの人なのですが、2番目以降の人は設例読みの時間の1分くらい前に係員が「あと1分で後部席に移動します、準備をしてください」という旨のプラカードをもって自席まで来てくれて見せてくれるので、それを合図に準備します。
1人に注目するとそういう流れなのです。控室の動きとしては、
09:50 1番ちゃんと5番ちゃんが設例読みに後部席へ移動
10:05 設例のタイマーが鳴る(結構大きな音)、係員の案内で面接室へ移動
10:10 2番と6番が設例読みに後部席へ移動
10:20 1番ちゃんと5番ちゃんが帰ってくる
10:25 設例のタイマーが鳴る、面接室へ移動
10:30 3番と7番が設例読みに後部席へ移動
10:40 2番と6番が帰ってくる
…
という順番で繰り返していくので、次の表のように規則正しく進んでいきます。
私は9番だったので、一番最後。設例読みで机を並べるのは5番ちゃんでした。私は1回目なのに、5番ちゃんは2回目で、もう終わり。不思議なような、羨ましいような気分になります。
が、隣の人なんて気にはしていられません。(けど、わりと近いので、少し気になっちゃいます)
最後に9番ちゃんと4番ちゃんが控室に返ってきた時点で、午前の部は終了です。「この会場を出るまでは私語厳禁です」という注意を受けて、お疲れさまでしたもありがとうございましたもなしに、大勢でぞろぞろと帰っていきます。
これで試験の流れは終了します。次からは推測パートです。
開始時間からグループの人数を逆算
2月18日の大阪会場は9時30分集合、9時50分から実技試験が開始しました。
しかし、きんざいのウェブサイトには「標準的なスケジュール」として9:50集合の10:10実技開始というデータがありました。つまり標準的なスケジュールはこうです。
「集合時間をずらすんだ?」と思ってしまいませんか?
感覚的には集合時間は全国一律で、終了時間はそれぞれで良いんじゃないの? と思うのですが、合わせるのは「面接終了」の時刻です。
これには理由があります。
実は午前の部の面接終了の時刻には、最初の「待合室」に午後の部の人が集合していて、その集合の横を午前の部がぞろぞろと帰っていきます。午前の部と午後の部が接触することがないようにという配慮です。同じ問題ですからね。
つまり、午前の部は面接終了の時刻「13:00」一定で、グループの最大人数によって集合時間の方を変更します。だから、
集合時刻が9時30分だと1グループが8人もしくは9人
〃 9時50分だと1グループは7人もしくは8人
と推測することができます。グループの数はわかりません。
例えば自分の受験番号「F12-xx00yy-00」のyyの部分が09で、集合時間が9:30だったとすると、まず間違いなく自分はPart2からで、最後のプレイヤーだということがわかります。
つまり、yyの部分が
01~04の場合はPart1スタート確定
06~09の場合はPart2スタート確定
となるわけです。…が、もしかしたら午前の部が10人部屋(9:10集合)があるかもしれないし、午前でもこのyyの部分が10以上(17とか)もあると聞くので、当てはまらない場合があることもまた明らかです。
yyの部分が05の時は、集合時間が9:30の場合は7人部屋がないのでトップバッター確定。集合時間が9:50の場合で7人部屋になった時は次の表のようになり、2番手になることもあるという邪推に使うことができます。
※修正します、かちょーさんの7人部屋の例がありました。7人部屋でもPart2は5から始まるようです。
※ほーりーさんの体験記には11時10分集合の例がありました(そんなんあるんだ…)
開催者側としては、借りる室は少ない方が良いはずだと思うのでこんな推測をたててみました。眉にたっぷり唾つけて聞いていただけたら幸いです。
午後の部について
午前が08で終わったら午後の部は09から始まります。
午前が09で終わったら午後の部は10から始まります。
当日の午前の部が何時から始まるなんて情報は公開されていないので、午後の部の予測は難しいですね。ただ、午前は13:45スタートは固定で、かつ標準が10人グループということなので、標準だとこうなります。
なので、午後の部でyyが08~11くらいの人はPart1始まり確定、16~19の人はPart2始まり確定というイメージでしょうか。
ちなみに午後の部の人は終わったらすぐに帰れます。
肝心の設例の中身については明日以降、問題が公表されたらまた体験記にしてみようと思います。(思い出せるかな~?)
END
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