Automated Vaults:自動で疑似デルタニュートラル
おはようございます。🐤
アルパカさん、なんでこんな良い話を教えてくれなかったの…
大ニュースがきましたよ。これは…塩じいじゃないけど、「絶対〇かる!」
疑似デルタニュートラル戦略の復習
これまで何回か紹介してきた「疑似デルタニュートラル戦略」
要するにどういうことか、3行で説明します。
値動きする資産とステーブルコイン(BNB-BUSDなど)のペア
値動きする資産のロングとショートを同時にもつ
価格変動リスクを吸収し、ファーミング報酬を得る(ウマー!)
リスク!
夢のようなこの戦略ですが、実は安全とはいいがたく、値動きする方のトークン(BNB、ALPACAなど)の価格が上にいっても下にいっても清算されるのです。
そのため、ロングはレバレッジをかけずにシングルアセット(ペアを組まずに単体でガチホ)で保有したり
3倍ではなく2倍で落ちついた運用をしたり
いろいろと工夫をしてきました、しかし!
今回の「Automated Vaults」を使って自動化ができるようになると、清算のリスクもなくなります。
2月末に登場するとのことです。これは楽しみです。
自動化!
具体的にはなにがどのように自動化されるのかはわかっていません。しかし、記事を読む限り、ロングとショートの2つのポジションをもち、それを自動リバランスできるという意味のことが書かれてあります。
これで、ポジションから目を離していても清算されるリスクがなくなるので、利回りの高い運用が低リスクでできることになります。
デメリット
夢のようなお話ばかりをしてきましたが、もちろんデメリットはあります。
デメリットその1:新しい複雑な機能に存在するバグ
アルパカさんの技術陣が優秀なことは、レバレッジファーミングという複雑なプロトコルがこれまで大きな事故も起こさず1年近く運営できていることから証明されていますが、それでも、市場価格をウォッチしながら自動でポジションを調整するという複雑なコントラクトにバグがあってもおかしくはありません。
デメリットその2:機会損失
これはこの新しい機能のデメリットというよりは、デルタニュートラル戦略にもともといえることですが、BNBやALPACA価格が上がっても、その値上がりの恩恵をうけることはできないことです。BNBやALPACA価格は、今後数週間で100%〜200%になっても不思議ではありませんが、デルタニュートラル戦略の利回りは多くても1年間かけて80%程度です。
まとめ
というわけで、アルパカさんで新しい運用ができるようになります、それは「Automated Vault」というもので、自動で疑似デルタニュートラルのポジション調整をしてくれるらしいということでした。
開始は2月の末だということですので、とても楽しみです。
それではまた、DeFi〜(@^^)/~~~