アルパカさん、地道にがんばる
おはようございます。🐤
今日は、毎日毎日地道に改善を続けるアルパカさんのことを広く伝えていきたいと思います。僕一人では広く伝えることができないので、どうかみなさんのお力を貸してください。今日の記事が少しでもいいねと思っていただけたら、ぜひぜひ👍ボタンを押してリツイートしてください。(てきとう)
身内びいきだと言われてもそんなの関係ねぇ、僕はほんとうにアルパカさんを尊敬しているのです。
Mediumの記事
毎月のまとめをアルパカさんは創業から1年半以上ずっと継続しています。
内容も充実していて、地道な更新をコツコツと積み上げているんです、こんなプロジェクト他にあるでしょうか。PancakeSwapでさえ最後の更新は2022年1月です。
Automated Vault(自動化ヴォールト)の改善
長い間APYの数字どおりの結果がでていなかったAutomated Vault(略してAV)ですが、ようやく抜本的な改善が図られています。現在「n3x-BNBBUSD-PCS1」プールと「l3x-BUSDBNB-PCS1」で実験を継続中、結果は良好のようですが、どうなることやら。
なお、AVとはざっとこんな投資です。(3行で)
自己資金1に対して2借りる
その合計額でBNB-BUSDファーミング
ロングとショートでBNBの値動きを打ち消す
この改善の内容については以前の記事で紹介しています。
⇒アルパカさんの自動化ヴォールト改善プラン|ヒヨコロ|note
おおまかな内容を3行で示すと
・LPは触らず
・借り入れでロング/ショートを調整する
・これによりリバランスの損失を削減
ゼロスワップ
そして今回、大きな改善がまたありました。それが「ポジションオープン時の交換手数料の無料化」「ポジションサイズの最低制限を撤廃」というものです。
これはすべてのAVに9月27日に搭載済みです。特にx8のヴォールトの交換手数料は大きかったので、手数料削減の影響も大きいと思います。
これによって、Automated Vaultの参加のハードルがとても低くなりました。参加したいと思ったら、マーケットニュートラルはステーブルコインをいくらか準備してそのまま突っ込みます。一定の割合で変動資産(BNBなど)を準備する必要はありません。
(セービングの場合は全額変動資産です)
これまでは、借り入れは一つの資産に限られていたので、交換が必要になったのですが、この改善によってそれぞれのレンディングプールから借りてくれるようになったので、交換が不要になったのです。
そして、AVへの投資の最低限度額の撤廃。
ちょっとお試しに入ってみようかと思う人が増えるかもしれません。
しかし、このAVは複雑な取引をするので、ガス代がめちゃ高いです。往復で$10を超えるので、結局は$1000以上の投資でないとうまみはないと思います。
試しにつっこんでみた。
試しにつっこんでみました。ちょうど5,000 BUSDです。
実行は$4,999.94ということで、ほんとうに交換手数料はゼロと思われます。しかも、この方法だとよほどの価格変動がない限りポジションクローズ時にも交換手数料はかからないと考えられます。
ガス代は約0.022 BNB(約$6)かかっています。⇒参考Tx
さらに、ポジションクローズ時に0.2%の解約手数料がかかります。$5,000の0.2%は$10です。つまり、往復のガス代と解約手数料で$22程度が見込まれることになります。
そして、これまで当たらなかったAPYの表示、今回は15%という控えめな数字ですが、仮にこれがほんとうだとしたら、1日あたり$2の利益が生まれることになります。楽しみにガチホしていきたいと思います。
トークン発行量調整
ALPACAトークンの発行量は月ごとに減っていることをご存じでしたでしょうか。2023年の2月を最後に、ALPACAトークンは最大限度額に達し、発行を終了します。ALPACAトークンが発行されるのはあと約5か月間です。
その後はどうなるかはまだ公表されていません。ALPACAトークンの報酬はまったくゼロになるのか、プロジェクトが市場から買い戻して、それを配布するのかは未定です。
ただ一つ言えるのは、現在すでに排出量の削減は進んでおり、APYに占めるALPACAトークンの割合はすごく小さいものであるということです。例えば主要なプールのBNB-BUSDだと、約20%のAPRのうちALPACA分は1.9%程度。
そのほかにも以下のような低い率になっています。(すべてレバレッジx3倍の場合)
BNB-USDT 0.565%(21.51%のうち)
CAKE-BNB 0.700%(45.39%のうち)
STKBNB-BNB 0.700%(18.09%のうち)
アルパカファイナンスは、すでに独自トークンがなくても成り立つプロジェクトとなっているということです。
まとめ
アルパカファイナンスは堅実で、Web3の世界にあって大きな花火を打ち上げるわけではなく地道な努力を続けられる貴重なプロジェクトです。
今回とりあげたのは「Automated Vaultの改善」と「トークン発行量調整」です。
ここではあげていませんが、UIの改善も毎月のように行っています。9月にもガバナンスのページで、ALPACAトークンのburnや新しいRevenueの累計などが表示され、Grazing Rangeのトークンのコントラクトアドレスのコピーも簡単にできるようになりました。地味だけどユーザー目線でとても便利な改善です。
これまで一度も事故を起こしていないことでも、業界内では有名で、もちろん偶然や、地味だから狙われにくいということもあるかもしれませんが、それでもBSCで3位のTVLをずっと誇り続けている資金の集まるプロジェクトですので、この堅牢性は特筆に値するものだと思います。
そんなこんなで、この地味さと地道さ、堅実さが僕の琴線に触れてやまないのです。
みなさんも、同意していただける方がいたら、ぜひともアルパカファイナンスのことを調べてみてください。そしてその魅力に触れてみてください。手前味噌で恐縮ですが、無料のnoteは52本の記事がありますし、読みやすいKindle本もあります。(Unlimited対応)
というわけで今日の内容は以上です。参考になりましたら、ぜひTwitterなどで拡散してみてください。YouTubeでの紹介もお待ちしています。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~