DeFi、NFT界隈の詐欺師の多さ
おはようございます。🐤
今日は改めてDeFiやNFT界隈の詐欺師の多さについてお話します。
DeFiの世界では、弱みにつけこんで資金を狙われることが多いです。弱みとは、例えば次のようなことです。
・初心者
・慌てている
・酔っている
特に「教えてください」というツイートは、当然ですが質問者は回答を待っていますよね。そして回答者の言うとおりに動きがちです、あたりまえですが。
だから、Twitterやテレグラムなどで「わかりません」「教えてください」などと質問すると、詐欺師に狙われるわけです。
Twitterで「Metamask」を含むことをツイートするとすぐにこういうリプが飛んできます。
案内していただいたメタマスクサポートのリンクをクリックしたのがこちら。
メールアドレス、質問の内容を書かせて最後に、ニーモニックを書いてくださいと言われます。書いちゃダメ、ぜったい!
最近では日本語の詐欺もでてきているので、要注意です。
よく見ると、アカウントが「@MetaMansk」となっています。
Telegram
テレグラムで質問すると、もちろんTwitterと同じように即座にDMが飛んできます。
だいたいDMって詐欺の温床なので、たいていのテレグラムのグループでは注意書きとして「管理者からあなたにDMすることは絶対にありません」(Admin NEVER DM you first)などと書いてあります。
ひどい時はコール機能を使って、音声通話がかかってきます。即座にブロックしてください。
その他
もう消しているので参考画像はないのですが、Discordでもよく詐欺のお誘いがあります。
TelegramでもDiscordでも、日本では使っている人が少ない? ので、慣れないとついついはまってしまいます。詐欺が多いことは情報として知っておいて欲しいです。
ではどうやって質問すればいいのか?
じゃあどうやって質問すればいいのか? ですが、まず大前提はDYOR、Do Your Own Research、自分で調べることです。自分で調べることができなければこの界隈はまだ入らない方が良いとさえ言えます。
それでもどうしても質問したい時は、詐欺師が寄ってくること覚悟で質問するのですが、例えば「Metamask」の中にひとつ半角スペースを入れるなどでも、機械的なbotのリプを減らすことはできます。
例えば「Meta m a s k」「Poly gon」とか、bot対策ですね。
でも、それでも狙ってくる人もいるので注意です。(嘘(笑))
セルフGoxの危険
あと、これも定番ですが、DeFiの世界のセルフGoxです。(間違って資金をなくしてしまうこと)
まずそもそも操作がすべて自分任せで手動で、かつ安全装置もついていないので、命綱なしで綱渡りしているようなものです、少しの油断とミスでGoxします。
今回教えていただいたのは、薬学生さんというとてもリテラシーの高い方が、前回送付先にそのまま送ったらGoxしたという案件です。これはきっと僕でもやります。僕がまだGoxしていないのは運がいいだけです。ほんとに交通事故と同じです。
今回の例では、ご自分でも「MATIC」と「USDC」を間違えたということで落ち度がありましたが、もしかしたら間違えずに「MATIC」を送っていたとしてもGoxしていた可能性があるという怖い例です。
なぜかというと、現在Polygon⇒Binanceへのルートが停止しているからです。
だから「送金先は変わっているかも」、という視点で毎回送金先を確認するくらいでもいいのかなと思います。車の運転でいう「かもしれない運転」です。
ホワイトリスト登録したりすると、普通安心してしまいますけどね。どこまでも安心できないこの世界。
というわけで、DeFiやNFTの世界に関わる安全啓発情報でした。何かの役にたてたらうれしいです。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~