burnとは
おはようございます。😊
"burn"
そのかぐわしい響き、CAKE民が歓喜する月曜日、burnとはいったい何なのでしょう。今日はburnについて調べてみましたのでお話しします。🔥
ブロック
burnを語る前に知っておかなくてはいけない言葉があります、それは「ブロック」と「Emission」です。
ブロックはブロックチェーンを構成する単位で、この中に取引の情報が暗号化されて詰められています。
BSCでは3秒に1回のペースでブロックが生成され、1日に28,800個のブロックが生成されます。
Emission
Emissionの直訳は「排出量」です。作ったトークンを世に出す(排出する)という意味あいです。
CAKEのEmissionは1ブロックあたり40CAKE。⇒1日あたり1,152,000CAKE
ALPACAは1ブロックあたり16.5ALPACAです(6月)⇒1日あたり475,200ALPACAです。
burnはトークン価格をあげるための作業
僕たちが日常使っている貨幣や紙幣は汚れたり破れたりすると廃棄されます。
トークンは電子データなので汚れたり破れたりはしませんが、ある目的のために、一定数が廃棄されます。これをburnといいます。
burnするくらいなら最初から作らなかったらいいんじゃないの? と思いませんか、僕は思います。実際ビットコインにはburnはありません。
burnする理由は、たくさんEmissionしすぎたトークン価格を上げるためです。特に市場で購入したトークンをburnすることはトークン価格を直接的に上げる効果があります。
PancakeSwapのburn
PancakeSwapで作られた40CAKEはいきなり半分の20CAKEがburnされますが、これは直接的な意味はありません。
さきほど言った「市場から買い戻したCAKEをburn」しているのは赤丸で囲った2つだけです。
ただこの2つが結構大きく、今週は両替取引量の0.05%とプレディクションの取引量の3%あわせて$1.75Mドル(=137,255CAKE)が市場から買い戻されてburnされています。
Alpaca Financeのburn
アルパカさんは主な収益である貸付利子の5%をburnしています。
買い戻し&burnの額は117,888ALPACA=約$87,000ドルです。
ちなみにアルパカさんのburnは下3ケタを888で揃えているようで、理由はげん担ぎだそうです。これ豆な。
プロジェクトの価値
※グラフに凡例がありません、割合の表示まちがってます、上がCAKEで下がALPACAです、帰ったら直します…🙏💦💦
上の図は1日あたりのEmission数の内訳です。濃い赤がBuyback&burn、市場でトークンを買うことで直接的にトークン価格を上げるburnです。
薄めの赤が、「別に発行せんでもよかったんとちゃうん?」というburnで、Pancakeの場合半分以上がこれにあたります。
残りが市場に供給される量、1日あたりのTotal Supplyになります。
PancakeSwapの利益にあたるものは主として両替手数料収入です。ユーザーが支払う0.25%の手数料のうち0.03%(約$1,000Kドル/週)がPancakeSwapの収入になります。
AlpacaFinanceの利益にあたるものは主として貸付金利です。ユーザーが支払う貸付金利の5%(約$87Kドル/週)がAlpacaFinanceの収入になります。
これがプロジェクトの価値であり、プロジェクトの価値はトークンの価格につながってくると僕は考えています。
なぜかというと、プロジェクトに金銭的な余裕があればトークン価格についてできることが多いからです。
例えばPancakeSwapはプレディクションという新しいゲーム?を開発してここでも利益をあげています。なんと両替手数料の1/10程度にまで成長しているようです。
例えばAlpacaFinanceはNFT事業に資金を投入し、NFTと提携プロジェクトのトークンをゲットできるGraze Rangeという新しいファームを立ち上げて間接的にトークン価格の上昇を狙っています。
どちらも直接的、間接的にトークン価格の向上になっている、それは資金的な余裕があり、新しいサービスを開発できるからだと思います。
必ずしもプロジェクトの利益増=トークンの価格向上とはならないかもしれませんが、一定のつながりはあると思っています。
トークンの価値
さきほどのグラフを見て、プロジェクトの利益/トークンの供給量というところがトークン価格と比例関係にあるのではないかな、というのが僕の仮説です。
そうは単純には言えないのがこの世界なので、難しいのですが…💦
ちなみに、今後PancakeSwapではCAKEのEmission減量の提案がされます。
AlpacaFinanceでは今月16.5ALPACA⇒来月は13.5ALPACA/ブロックに約18%減量します。その次の月はもっと減量します。
徐々に供給量を減らしても、トークン価格を上げることで、APRを保ち魅力ある投資先であり続けることが大きな目標なんだと思います。
最終的にはトークンの新規発行はなくなる(Alpaca)か、burnの量がEmissionの量を上回る(Pancake)ようになり、その時はプロジェクトの収益からBuybackしたトークンで支払うことになります。
だからプロジェクトの収益が大事なんだ、と僕は考えています。
今日はここまでにします。また研究が進めば続編を書きたいと思います。
今日のnoteが何かの参考になりましたらうれしいです。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~