こんな相場でも利益を生むアルパカさん
おはようございます。😊
BSCの世界が沈んでいます。
今の相場
下の図はビットコインの30日間のチャートです。5月初旬から徐々に値を下げ、5月19日の暴落をきっかけに$40,000を割り込み、$32,000から$40,000の間であげたりさげたりしながら少しずつ沈んでいます。
下の図は僕の保有銘柄の7日間の値動き、ビットコインと同様にあげたりさげたりしながらゆるやかに下がっていきます。
当分上げることは見込めないでしょうか。このへんはわからないので専門家に聞いてみたいところですが、しばらくはこんな相場が続くんじゃないかなと覚悟しています。
こんな時、トレードでどう利益を出すのでしょうか。
チャートを見て細かく細かく拾うのでしょうか。最近マナブさんがFXにはまってるというので、僕も少し興味がでてきているんですが、なんとなく僕の中ではFXはやばいという先入観があって踏み込むことが難しいです。
でむにゃんさんの「FX戦士くるみちゃん」を読むだけにとどめています。
最近リメイクバージョンが雑誌で連載されているようです、とても読みやすくて、原作の良さをひきたてています。面白くて勉強になるのでおすすめです。
下げ相場で利益を出す方法
下げ相場で利益をだす基本は、「高く売って安く買い戻す」です。
でも売る前に借りないといけないですから、担保を入れてまず目的の資産を借ります。
BSCでは下げ相場で利益を出すことができるプロジェクトは限られています。レンディングができるVenusとレバレッジファーミングができるアルパカです。
Venusは投資効率が悪いのと、現在とてもややこしいので置いときます。今日はアルパカで下げ相場で利益を出す方法=ショートを紹介します。
アルパカでは最大3倍のレバレッジをかけて、Pancakeの流動性提供をすることができます。つまり$1000の資金で$3000の運用ができるようになります。
これを利用して、日本時間6月1日の19時から始まる予定のBTCB-BUSDペア(もしくはBTCB-USDTペア、以下BUSDとUSDTは読み替え可能)でショート運用をしてみます。
まず資金を用意します。資金はBTCBかBUSDのどちらでもかまいません。
そして、BTCBを借りてx3運用します。
これで、$1000の自己資金に対して$2000のBTCBを借り入れ、あわせて$3000のポジションができます。ここまでアルパカにお願いすると、あとは自動で運用してくれます。
アルパカのプログラムは、これをBTCB-BUSDのペアにするため、$1500のBTCBと$1500のBSUDにします。自己資金を全てBUSDにしても$500足りないので、借り入れたBTCBのうち$500を売り、BUSDを買います。
この$500分のBTCBは、ポジションクローズ時には買い戻して返さないといけません。その時にBTCBの価格が下がっていたら、差額分利益が出ます。
おおまかにはそういう考えで、ここから先は細かい話です。
Pancakeの流動性提供のルール上、BTCBの価格が下がると、ペアを価値を同じに保つため、BTCBの数量が増えます。
BTCBを借り入れているので、ポジション内のBTCBの数量が増えれば、返すために買わないといけないBTCBの数量が減ります。つまりBTCBの価格が下がるほどショートの部分(上の図の黄色い部分)の割合が減っていきます。
下のグラフのとおり、開始からBTCB価格の下げとともに利益は増え、およそBTCB価格が0.56倍くらいのところで利益が最大になり、ショートの部分がゼロになります。
その後は、BTCBの価格が下がれば損失が発生する方向に性質が変わります。BTCB価格の下げとともに利益は減少し、0.25倍(元の価格の1/4)のところで損益はゼロになります。その後は下がれば下がるほど損失が発生します。
BTCB価格が現在の1/4以下に落ちるのはさすがに考えにくいので、そこまで心配する必要はないでしょう。
凪相場で利益を出す方法
次に、上げも下げもしなそうな凪相場の時に利益を出す方法です。
トレードは、追い風でも向かい風でも利益は出せるんですが、無風では利益を出すことはできません。でも、アルパカならできるんです。
これも、今日からはじまるBTCB-BUSDペアを使いましょう。次はx2レバレッジでBTCBを借ります。
借りたBTCBはほぼそのまま返すので、BTCB価格が上がっても下がっても大きな影響はありません。ただし、どちらに動いても下のグラフのように損失が発生します。
だいたいBTCB価格が50%上がったら5%程度の損失、40%下がったら5%程度の損失です。それ以上に値動きが大きくなると思ったら、傷が浅いうちにいったん損切り、ポジションクローズしましょう。
特に値上がりの方は清算が待っているので、早めのクローズが大事です。
そして落ち着いた頃を見計らって、再オープンするのがいいんじゃないかなと思います。
必ず損失になるペアってどーなの? ということなんですが、これはファーミング報酬目当てです。
レバレッジなしのBTCB-BUSDペアのAPRは30%程度、x2レバレッジだと50%~60%は見込めると思います。
そして、多少BTCBが値を下げても借り入れのしくみで損失を吸収してくれます。
だから、36日間でBTCB価格が+50%~-40%の範囲におさまれば利益がでるという計算です。
他にも、BUSD-ALPACAx2のALPACA借りはAPR170%程度、BUSD-BNBx2のBNB借りはAPR100%程度と高いので、値動きにさえ気をつければこちらもおすすめです。
まとめ
アルパカではもうすぐクロスアセット借り入れというのを予定していて、これは例えば
・BUSDを借りて、BNB-ETH
・BNBを借りて、USDT-BUSD
というようにポジションを建てることができるというものです。
これができると、ショートもロングもより効率的にレバレッジを生かすことができるので、もっとアルパカが面白くなりそうです。
そんなこんなで、こんな相場でも利益を出す方法を紹介しました。何かのヒントになればうれしいです。
それにしてもアルパカの将来が楽しみですね。
それではまた、DeFi~(@^^)/~~~