感覚での仕事は教えられない?
こんにちは。
しょーたろです。
結論から言うと教えられます。
常に 動く 変化する 生き物のような現場を、より効率良く回転させる……………
効率の良い回転を生み出しているのは、
この記事を読んでいる
その現場のベテランのあなたではないでしょうか?
しかし、あなたは永遠にその立場でいることは難しく、次の世代へとバトンタッチしていく必要があります。
先述のような方は、仕事を感覚的に覚え、実行していることが多くバトンタッチの際に伝えられない……………
→適当になってしまっているのが現状かと思います。
①作業の分解をしてみる
これは出来るだけ細かい方がいいです。
例えば、商品の梱包であれば、
箱の底面を折る
テープ止めする
商品を持つ
商品を入れる
緩衝材を入れる
明細を入れる
箱の上部を折る
テープ止めをする
と分けられます。
このように作業にかかる動きを、細かく分解します。
②分解した作業にかかる時間を計る
単純です。
秒単位で計るだけになります。
ここで注意しなくてならないのは、
動きと動きの間を、どの動きに盛り込むかのルール決めです。
これさえ決めてしまえば、後は計って記録を取るだけになります。
作業時間の計測は、個人差があるため複数人するようにしましょう。
③自分の感覚値の確認をする
感覚で仕事をしていると、感覚値と言われるものが自分の中に出来上がります。
例えば、20個だったら30分!
この場合、
・20個
・30分
が感覚値になります。
④感覚値に②を当てはめて確認する
上記の例でいくと……………
感覚値:30分÷20個=1個当たり1.5分
②合計の平均:1.7分
だったとすると、
0.2分の差が出ました。
感覚値はあくまで感覚なので、
数字にすると誤差が出ますね。
この差の原因は①で細かく分解したため、
どの工程でギャップが生じているか
わかりますね。
⑤検証結果をマニュアルにする
難しく考える必要はありません。
箇条書きでも十分です。
マニュアルにする際、
④の確認で出た違った結果については、
実際の測定結果を使うようにしましょう。
その方が、部下はなっとくします。
また、どこで誤差が出てるかも
書いてあれば、イレギュラーにも対応できますね。
如何でしょうか。
後世にしっかり仕事を伝えるということは、
今後の会社の品質や生産性を低下させないためになります。
感覚での仕事の結果は会社にとって財産となります。
改めて分解・測定を行い数値化し、
後世へ残せるものにしていきましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?