業務を断る
行政書士の皆様、「業務を断る力」身に着けていますか。経験と能力がある行政書士は、断り方が上手です。
でも、やたらめったら断りまくる行政書士も問題ですが。
ちなみに、私は業務を断るの下手です。それは
理由①聞いてたら何とかなりそうだもん
→実際に、受任業務はコンプリートさせてきています。
理由②売上~
→やはり売上があってこそだもんね💦
理由③人間関係w
→JC Impluse 同友会 BNI色々やっていて大変よ💦
私はキャリア10年を迎えたので、だいたいの業務は相談を聞けばわかるようになってきました。そこで
「若手が気をつける分野を勝手にランキングしちゃいます」
1位 産業廃棄物処理場(中間・最終処分場)関連
まぁまず受けない方がいいですw
・そもそも許可の見込みがない場合がほとんど
・図面作成が求められる
・用途地域の問題が大変
などなど。受けてしまったらトラップだらけ
2位 開発行為関連
これも受けないほうがいいw
1位と一緒
1位2位の分野を受けている行政書士は土木や建築の1級施工管理技士の資格を持っていたり等、前職で図面作成にかかわっているのがほとんど。
3位 社会福祉法人設立認可申請
そもそもどうやったら社福の認可がとれるか知っていますか?w
ヒント:認可保育園の立ち上げ
私の経験で言うなら、社会福祉法人の設立認可が業務になるのは認可保育園の立ち上げくらいです。
4位 外国人関連
ここ私のメイン業務なんですけどね~
そもそも在留資格が認められない分野で入管から許可もらえないもんw
例)専門学校卒業生が居酒屋で就職とか
→いままで何回断ったか
最近のブームは、、、、コンビニ
そもそもコンビニ業界が特定技能にエントリーしてしまったのが答え
5位 補助金申請
ここを私が断る理由は
①そもそも補助金で金が欲しいだけで中身がない相談が。
自己資金の必要性や先に設備投資する必要性知っていますかw
②メーカー主導は曲者
弊事務所も色んなメーカーやWEB系の人たちから「うちの商品の購入の動線として補助金を顧客に薦めたいから提携しましょ」と言われてきました。
でも、あまりうまくいかない。理由は、、、営業トークが補助金メインだからじゃないですかね~
③採択率に左右される。
助成金と補助金の違いや要件の違いが理解できていますか?
厚生労働省分野(社労士)の助成金は、ざっくり「社保や雇用保険に加入」が要件の主です(もちろん他にもあります。)
でも経済産業省(行政書士)の補助金は、結局「コンペ」なんですよ~
けっこうこれが大変。WEB業者は納品する商品で売上作れますけど。
行政書士は書類作成でお金をもらう商売ですからね。
採択率に左右されると、心が持ちませんw
まぁ、行政書士がやらないから、WEB業者やコンサル業者が「補助金屋」になってしまっているんですけどね💦
断らないことで有名な私も最近は、パートナー行政書士のストッパー力を生かして断る案件が出てきました。
ちなみに、弊事務所が断る理由は
①私が安い値段で受けてくるのを防ぐ
ついつい、安い値段で受けちゃうんですよ~
②結局、スタッフが対応できなくて、私の出番w
俺はいつ寝るんかいと
「費用対効果と事務所の生産性を考えてください」とパートナー行政書士から言われる日々ですw
ではでは