![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/130480370/rectangle_large_type_2_4e1c1e7539b44c9fce9ab32672226073.png?width=1200)
【DAY 1(1/29)】シリコンバレー研修
1月28日から2月3日にかけてシリコンバレー研修に参加してきました。
シリコンバレーでの研修内容や気づきをこの記事にてまとめます。
今回はDAY 1です。
Rakuten CVC、資金調達の学習
今回の研修はRakuten USA本社のRakuNstが講義などの拠点となりました。
参加する地方起業家25名のピッチとRakuten CVCの説明がありました。
![](https://assets.st-note.com/img/1707606792677-ghlZ8PO6aG.png?width=1200)
RakutenはCVCとしてもアーリ期にあるスタートアップ企業への資金提供実績があり、資金提供者側の要件や出資実績などを聞きました。
午後からはサンフランシスコ市内の見学、訪問を行いました。
サンフランシスコで日本食弁当を届けるDELICA
San Francisco Ferry Building内にDELICAというお店があります。
![](https://assets.st-note.com/img/1707606797381-7hxd4o8LX8.jpg?width=1200)
そこでは、日本人が経営する日本食の弁当を提供しています。
そこでなぜ日本食を始めたのか、なぜサンフランシスコで提供するのか、アメリカでの失敗談など経営者から起業談を聞きました。
その方からは、日本食が普及される前から経営されており、現地の人に受け入れてもらうためには試食と改善を繰り返し、現地のオーガニックな野菜を生かしつつも、海外の人に好まれる日本食を提供していました。
無人タクシーWAYMO
![](https://assets.st-note.com/img/1707606790663-S5jkAz6EAy.png?width=1200)
Waymoは、自動運転技術の開発を行うアメリカの企業で、Googleの親会社であるAlphabet Inc.の一部です。WaymoはもともとGoogleの自動運転車プロジェクトとして2009年に始まり、2016年に独立した会社として設立されました。この企業は、自動運転技術を利用した安全で効率的な交通手段の提供を目指しています。
Waymoの技術は、高度なセンサー、レーダー、カメラ、そして人工知能(AI)を用いて周囲の環境を詳細に把握し、車両を安全に運転することができます。これらの技術により、Waymoの自動運転車は、他の車両、歩行者、自転車などの障害物を検知し、交通ルールに従って運転することが可能です。
Waymoは、無人タクシーサービス「Waymo One」を提供しており、アリゾナ州フェニックスの一部地域で商業運転を開始しています。このサービスでは、ユーザーは専用のアプリを通じて車両を呼び出し、目的地までの移動が可能です。乗客は運転手がいない完全自動運転車に乗車することになりますが、安全性の確保のため、運転中はリモートでの監視も行われています。
Waymoは、自動運転技術の商用化において先駆けとされ、その技術はタクシーサービスだけでなく、物流や配送、個人用車両など、様々な分野での応用が期待されています。同社は、自動運転技術の進化とともに、交通安全の向上、交通渋滞の緩和、移動のアクセシビリティ向上など、交通システム全体の改善に貢献することを目指しています。
現在このサービスは招待制でまだ全ての人が利用できる訳でなく、申請後1ヶ月から半年後に許可が出て利用できるみたいです。
サンフランシスコ市街を訪問
![](https://assets.st-note.com/img/1707606795446-OrOw1sI7p7.png?width=1200)
サンフランシスコ市街を散策しました。
サンフランシスコは梅と丘が近く、急な坂も多い
— 寺本 聖 @SEKIYA.so 🏠の人 | 大分起業家シェアハウス (@hijiri_teramoto) January 29, 2024
地形的にみると、別府に似てるかも
※梅→海
実はサンフランシスコのHayes街には個人のユニークなお店がたくさん並んでいました。
実はここはスターバックスも進出できないほどお店を出すには厳正な審査が必要なようで、一切のチェーン店はありませんでした。
その代わり、個人のユニークなお店が立ち並び、景観を大切にした街づくりでした。
少し外れるとX(元:Twitter)本社もありました。
現在のX(旧Twitter)本社の看板は白紙でした pic.twitter.com/JuUtJsHxFq
— 寺本 聖 @SEKIYA.so 🏠の人 | 大分起業家シェアハウス (@hijiri_teramoto) January 30, 2024
その後、RakuNstにて参加者同士の交流会後、1日目は終了しました。
まとめ:気づき・学び
まず資金調達に関して、現地シリコンバレーでは、Team、Product、Financialが特に見られるポイントだということです。
例えば、Teamに関してはどこの会社で働いていたやなんの仕事をしていたかを見られるようです。ここは「再現性」を見られています。
スタートアップは7-10年の短期間でIPOを目指すケースが多く、短期間で急成長を描くのでチームメンバーも一つの評価軸となっているようです。
Productでは、プロトタイプも必要ですが、CAC(顧客獲得単価)もみられるようです。
特に、アーリー期に入ると、プロダクトを広める側に重点が置かれるので、結局何円あれば顧客獲得できるの?という点も見られるようです。
次に、サンフランシスコ市街では、個人の商店が多く、景観も大切にされたまちづくりがされていました。元々道路だったところも市民の生活水準を上げるべく、公園になったり、歩行者天国になっていたり、過ごしやすいまちづくりがされていました。