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MVV(Mission, Vision, Value)について考える

こんにちは!今MVV設定に生きづまているひじりんです🔥

SEKIYA.soに協力してくれるメンバーが増え(本当にありがとう🙇‍♂️)、組織として方向を定めていくにあたって、MVVを決めようと話になった。

ただ、いきなりMVVと言われてもわからないし、そんなにすぐできない!

これが私の意見だった。

そこで、私と同じように起業を考えていて、メンバーも増えたしMVVを決めよう!

そう思った起業したい学生はぜひ見ていってください🔥

前編:MVVを知る

MVVとは?

ちなみに、MVV皆さんは聞いたことありますか?

MVVとは、Mission(ミッション)とVision(ビジョン)、Value(バリュー)のことで、経営学者のピーター・F・ドラッカーが著書の「ネクスト・ソサエティ」でMVVの重要性を提唱したことが由来となっています。

株式会社レイヤーズ・コンサルティング「MVV(Mission Vision Value)」


MVVと記載していますが、企業・組織によっては、MVV、VMVなど様々。

つまり、何をゴールとして置くかはそれぞれで答えは決まっていないということです。

MVVが世界的に必要とされている背景

組織内メンバーや組織の一体感、組織としての方向性を定めるためです。

①ものが不足する時代から飽和する時代に転換した今、世の中のモノ・サービスはコモディティ化(均質化)してきている。

②政府を中心とした働き方改革が実行され、Ricework(給与を得るための仕事)から自分のしたいことを仕事にするLifiworkへと移転し、働き方において賃金多い少ないよりもやりがいや意義が重要視される時代。

上記2点より、組織内メンバーや組織の一体感、組織としての方向性を定めるためMVVを取り入れている会社も増えてきています。

ビジネスとして成り立つまで必要ない?

スタートアップが初めてMVVをつくるタイミングは、PMF(Product Market Fit)後で問題ない。

スタートアップが初めてミッション・ビジョン・バリューをつくるときのtips

MVVを調べていく中でこういった意見があったり、ググっても起業ではなく、企業のためのMVV解説が多くあった。

あれ、まだ法人化してないSEKIYA.soにビジョンってまだ必要ない?

→No(私の意見)なぜなら👇

ココナラのCEO南氏によると、

ココナラができる前からあったビジョンをそのまま引き継いでやっているので、比較的初期の頃からちゃんとビジョンを作って上手くいったタイプの会社なんじゃないかなと思っています。

きっかけは新しい社員が入ってきた段階、創業者だけじゃなく最初の社員を雇った段階で、ちょっとコミュニケーションにずれが生じるなと感じ始めたので、すぐにそこで数ケ月かけて作りました。

logmiBiz「社員にミッション・バリューを浸透させるには?
ココナラ代表が語る「ビジョン経営」」

そう、PMFにかかわらず、協力者、従業員など関係者が増えた場合はMVVを設定すべきだと私も実体験を通じて学びました。

それは、メンバーのやりがいが金銭<存在意義とVision
にあったからです。

自分一人(個人事業主)でする場合はMVVはなくてもまだ良いのですが、メンバーがいる場合は絶対に作っておくべきです。

Missionとは?

直訳すると、使命とか役割という意味になるのですが、他サイトの言葉を借りると、

社会における役割や存在意義を表します。企業や組織により定義が異なる場合もありますが、基本的には、バリューやビジョンに比べて長期的な戦略のもと、組織が究極的に果たすべき大きな使命を明文化したものとなります。

カオナビ「ミッションとは? ミッション・ビジョン・バリューの意味の違いや具体例、優れたミッションの3つの条件、ステートメントの作成方法について

そう、組織として何を果たしていくのか、というのを明文化(言葉にして明かに)したものだそうです。

Google社でいうと、

世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること

http://www.sneed.co.jp/docs/Google09610.pdf/

みんな一度は来たことある、ユニクロのファーストリテイリング社は、

本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供します

 独自の企業活動を通じて人々の暮らしの充実に貢献し、社会との調和ある発展を目指します

すること、貢献する、提供する、目指す

両者とも、VisionとMisionが混ざっているのかなって私は思いました。

Missionの必要性

Vision達成のための存在意義、社会に対してどう貢献していくのか組織が成長していく方向性を決める、日々果たすべき使命を明確化させるなどといったことが目的とされるためMissionが必要だと定義されていました。

つまり、なぜその組織はビジネスをするのかの活動の根幹になるのです。

それは従来の組織がトップ(人ベース)によって意思決定、実行していくトップダウンな構造よりも、今の行政のように、非属人化した憲法によってその人の有罪無罪が意思決定され、よりミッションベースで人々の納得が得られるようにするためにMissionを設定するのだと私は理解しています。

確かに、仮にもし私が明日事故で死んでSEKIYA.soも同時に消滅してしまっては悲しい。。

自然消滅は摂理だと唱える人もいますが、良いものは永続的でなくても人の役に立っていて幸せにできているのなら残って欲しいものです。(哲学チックになってしまいました。)

そこでMissionを設定しておくことで、発起人が仮にいなくなったとしても、価値観が明文化されることで次にバトンが渡すことができるということです。

また、言葉として残すことで共感性や方向性に統一性を持たせることができるのです。

後編:MVVを作る

私も改めてMVVを策定するにあたり、さまざまな記事を閲覧してきました。
多くの記事ではMission⇨Vision⇨Valueという順に決めていく方が良いと記載されていました。

参考は👇

じゃ、なんでMissionから設定するのか?

そう思った方、いいですね〜。
では、まず参考記事の解答では、

ビジョン(未来)からミッションを考えることもできるのですが、最初にビジョンを策定すると、想定される未来がある種無限に広がってしまうので、今ここで決める未来が果たしてその企業にとって必ずしも目指すべき未来なのか、やや不明確になってしまうのです。

そこで、いま果たすべき使命であるミッションからビジョン(未来)を考えることで、その未来に必然性を与えているのです。

ほうほう。Visionは範囲が広すぎて定まらないから、Missionを明確にし、目指すべき方向を見定めようってことなのか?あるべき姿と使命を明確にするからそこから広がる世界が見えるってことなのか?

おそらく参考記事はすでに存在する企業向けのMVV設定なため、MissionからVisionを考えるというプロセスが成り立つのかなと考える。

しかし、これから事業始めるぞ!!っと言った人たちも同じプロセスで良いのか?スタートアップを目指す人が本当にミッションから定められるのか?

ここで一つみんな大好きOne Pieceを取り上げたい。(フィクションだが参考程度に見てほしい。)ルフィーは「海賊王になる」とVisionを宣言しているが、海賊王になるために「One Pieceを手に入れる」というMissionをVisionよりも先に宣言しているだろうか?それは否。

つまりここで何を言いたかったかというと、スタートアップ事業は例外でVision設定からMissionを明文化させるのではないかと考えるのだ。

Vision(俺たちはここにいくぞ!)⇨Mission(そのためにこういう役割を果たそう!)⇨Value(そのためにこういった行動を心がけよう)
の順に設定されるのではないかと考え、今実行中なのだ。

しかし、今Vision策定で行き詰まっています。。。

本来なら、Visionは創業者が明文化させて繰り返し伝えることで、それに共感するメンバーが集まってくる。

しかし、私の場合は異なる。Visionが明確化する前に事業を始め行き詰まり、それに対して支えてくれる人が集まり、じゃMVVから設定しようかとなったため、Vision設定に複数のメンバーが入っており、1ワード単位でコンフリクトが起きているのだ。

ここで悩んでいることは、
私自身、相手の考えを尊重し反映させることは従来の活動履歴により容易だとわかっているのだが、少なからずSEKIYA.soを始めたのは私で最低限続けていくためにも私が中心メンバーとなるのは変わりないだろう。

その私が妥協して、事業の最終ゴールとなるVisionを妥協しても良いのかというところだ。なぜなら、訂正を求めるメンバーは来年には卒業していなくなる。

これが今悩み葛藤していることなのだ。
そのメンバーがまだ、事業安定や1年以上付き合ってくれるというのであればまだしも妥協できるのだが。。

いや、そもそも、MVVにそんな時間をかけるべきなのか?という疑問にもある。(ここだけの話、「さっさと1回設定して、後から変えればいいじゃん」も考えはした。)

というのが、2022.4.22
また進捗ありましたら、こちらのページに更新していきます。


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