【イベントまとめ】実体験を聞く!!起業家が投資を受けるまで
資金調達をしたスタートアップ起業のファイナンスセミナーに参加した。
日時:2023年11月18日
場所:不老泉(大分県別府市)
主催:ASO、中小機構主催
登壇者:CloudBCP株式会社 代表取締役CEO 衛藤 嵩史
会社
CloudBCPは、企業のBCP(事業継続計画)を、策定、緊急連絡、運用までトータルサポートするSaaS企業。
社名: CloudBCP株式会社
所在地: 大分県津久見市港町1-21 津久見商工会館2F
代表者: 代表取締役CEO 衛藤嵩史
事業内容: CloudBCPの開発・提供
セミナーまとめ
セミナーでは、起業家が資金調達するまでの実体験を共有。資金調達の流れ、VCとの交渉術、スタートアップの資金調達戦略について学んだ。ピボットの重要性、介護事業の将来性、そして役立つ書籍の紹介もあった。参加者には、失敗を恐れず挑戦する意義、スタートアップの世界を改善する力を理解し、実際の事例から具体的な知識を得る機会となった。特に、多くのVCから断られた経験談は、挑戦を続ける重要性を教えてくれるものだった。
参加目的
資金調達のリアルな実体験を聞き、資金調達についてのイメージを知る
セミナーの内容(メモ)
導入
Cloud BCP
すべての起業を100年企業へ
BCPとBCMの違い
Mはマネジメント
つまり、マネジメントをするためにプランをする
起業から現在
受託事業が回る
ピボットに関して
介護事業
介護事業は2024年までに全社導入しなければならない
法改正のタイミング→must have
おすすめの本
スタートアップ ファイナンス
スタートアップ資金調達の交渉
納得してもらう必要はない
リードを決める
ラウンドの大部分を占めるVC
フォロー(オン)
初回投資以降の投資
対VCに関して
VCと話す時に確認する項目
リード or フォロー
リード、フォローどれぐらいで出してくれますか?
チケットサイズ(どれぐらいの投資でどれぐらいのリターン%か)
ファンド期限
5年だったら5年でペイバック
VCに求められる資料
ビッチ資料>10-15分・>コンテスト用5分ピッチを広げる感じで作った。作る順番は人それぞれでいいと思うが、スライドの順番が重要
事業計画書
IP0時に売上が100億円になるように(適当)
資本政策表・>1P0時に創業者のシェアが50%以上になるように書く
VCに好かれるには
IRを工夫しよう
事前の関係楽将来役に立つから今すぐやれ。起業前でもいい。成長を見せつける
誰から紹介してもらうかが重要
40社断られた
法人作る前でもOK→VCに長年伝え続けることがだいじ
VCの選び方
担当者の人柄
他のVCの評判
他企業からの評判
起業家も選ぶ側
シードで求められること(スクショタイム)
マーケットサイズ→SAMが1000億円以上
チーム
トラクション→結局はトラクション
Tips
面談では会話の仕切りを起業家がしよう→>VCは選ぶ側だと思っているので基本的に上から→そういうものだと思っておく事・>VCに仕切りをやらせるのが失礼らしい
先にファンドの説明を聞こう→質問攻めになる→ならなくてアドバイスばかりなら失敗→一目立ち止まり、解像度を上げる
自信満々で話す
感情的になるスライドを早めに1p入れる・>コンテストでも一緒
VCに事業内容を相談するな・壁打ち相手にはならない(なっているなら解鉄度が低い)>VCに相談できることはピッチのことやハイレベル(ハイレイヤー)なこと→壁打ちは顧客やメンターとする
最後に
なぜスタートアップなのか
世界を少しでも良くするのか?
質問
ニーズ検証について
インタビュー
とにかく何十件も回す
→本当の課題が見える
顧客になる可能性がある
感想
実際にスタートアップ起業家の話を聞いて刺激を受けることがあった。特にVCに振られた話は、確かに5社で萎えていたら、成功するものもしない。営業も同じで何社も何社も多く断られた方が後からかっこいいと思える。失敗量でかっこいいと思える人になりたい、そう思えるセミナーであった。
ファイナンスの具体的な話は自分がスタートアップではないため、今すぐに活かせることはないが、スタートアップを目指す学生に著書やナレッジをシェアしたい
印象に残った言葉
世界を少しでも良くできるのが「スタートアップ」
SAMから考えるのもよし→1000億円以上