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経理部からバスドラに転職しようとする話②
こんにちは、ひやむぎです。
前回の投稿をたくさんの方に読んでいただきました。ありがとうございます。
あと半年後、おそらく最終出勤を迎え、有給消化をしこたま楽しんだあとにバスドラへの1歩を踏み出すわけだと思います。そこは問題ないんです。たぶん。辞めるときにひと悶着ふた悶着ありそうですが。
そしてこれは転職とは関係があんまりないことですが、腑に落ちないことがあるので書きますね。
なんでお前にキャバクラ連れていかれなあかんねん。
いや、普段は関西弁じゃないのよ。
ひやむぎはもうすぐ結婚しようかという大事な大事な彼女がいます。アカウント名は禊と言います。クール(ドライ?)な面とキュートな面を併せ持つどストライクな彼女です。ひやむぎの阿呆っぷりにも付き合ってくれる優しい彼女と一つ屋根の下で暮らしています。
そんなことを知っていながら。
そして自分にも奥さんがいながら。
会社の上司Yは「これも仕事のうち」というだけの理由で夜の街へとひやむぎを誘いだそうとした。もちろん断った。
そうして月曜日に出勤したら社内チャットにYからこんなメッセージが届いていた。
「つかれた。」
いや、そんなならそもそも行くなよ。なんでそこまでして行きたいのか。家で奥さんが帰りを待っているのではないのか。待っていないからそうなるのか?その左手薬指の絶妙にセンスのないそのリングはなんなのか。甚だ疑問である。
キャバクラは悪ではなく、無理やり連れて行こうとするやつが悪なのだ
夜の店、夜の街もその土地に根付く文化であり、歴史であり、悪いものではない。お国も認めている立派な商売だ。やはり「危ない」「治安が悪い」などネガティブなイメージを持たれているのも事実だろうが、個人として楽しむ分には何ら問題はなかろう。
しか~し!
若手が先輩や上司の誘いを断れないのをいいことに無理やり連れて行こうとするあの空気。「よし、もう1軒行こうぜ」「いやいや勘弁してくださいよ」「バカヤロウ、これも仕事の内だついてこい!」
そして「授業料」とでもいうかの如くきっちり別会計で。
もうやめません?そういうの。ただでさえ安月給なのにそんなところにお金使いたくないんですよ。大事な人のために働いてるのに。なぜ無理やり連れていかれた挙句にお金を浪費し、あまつさえこちらの生活を困窮させねばならんのだ!
…ふぅ。つい勢いで愚痴ってしまった。失礼失礼。
いや、分かりますよ?似たようなお店なら前職の時にも行ったことがあるけど、若い女の子と夜中にバカ騒ぎして、なんなら話も聞いてもらって、お酒も入るから楽しいのは分かります。
でもその時でも付きまとう思いはあった。
課長の奥さんは今日、夕飯を準備していたのではないか。
先輩の奥さんは今、夜泣きする赤ちゃんを独りであやしてはいないか。
この変態外道は先刻より若い女性の乳を凝視しているが、彼女さんに密告したらどんな結末を迎えるか。
当時ひやむぎは2年付き合った彼女にフラれたばかりだったから気晴らし程度にはなった気がする。でも現在進行形でパートナーがいる場合は訳が違うのではないか。
その2軒目チョイス、大丈夫ですか?
後輩を2軒目に誘う時、ちょっと立ち止まっていただきたい。奥さんのこと、彼女さんのこと、お子さんのこと、後輩が結婚を控えていたり、彼女のことをとても大切にするタイプではないかなどなど。
それでも「いやいや若者が何を言うか」とおっしゃるのであればぜひ、奥様か彼女様に聞いてみていただきたい。
それができないならせめて、2軒目は普通の居酒屋でお願いします。