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かーちゃんの限界は近いかも

重度知的障害のある自閉症の次男が、病院を変えてから2か月。
処方される薬の量が増え、種類も少し変わった。

とりあえず冬休み明けからは遅刻はあるものの、欠席はしていない。
「学校に行こう」と誘うと、ちゃんと自分で体操着のズボンを穿き上着を持って車に乗り込む。
以前の登校渋りが嘘のようだ。
とはいえ、相変わらず母子分離不安はあるのだけど。

食べ盛りだからなのか、特性による食へのこだわり(というより執着)なのか、とにかくよく食べるようになった。
例えば家族全員分の肉野菜炒めを一人で全部食べてしまったり、唐揚げや餃子も独り占め。
葉野菜の胡麻和えなんかも作ったそばからボウルを抱えて完食。
おかげで私の仕事が増え、いつまでたっても夕食の支度が終わらない。
体重は増えに増え、腕や脚やお腹周りが太くなった。
急激に太ったせいか、膝裏や腕の付け根に肉割れができている。
次男が飲んでいる薬の一つは、副作用として体重増加がある。

体重増加→肥満→生活習慣病
この展開は、できるなら避けたいのだが…。

新しく昼食後に飲む薬を処方されたが、味を嫌って飲みたがらないのですり鉢ですりつぶして味噌汁なんかに混ぜて飲ませると、長時間昼寝するようになった。
そして夜は寝るのが遅くなる…ときもあれば、22時頃眠るときもある。
これはその日の活動具合にもよるのかもしれない。

転院したての頃は、なんとなく自傷他害が減ったような気がしていたのだが、メモを見るとそうでもないようだ。
薬を増やしたり変えたりした効果は…どうなんだろう?という感じ。

私の方でも、次男への係わり方に工夫をしている。
例えば次男が泣きそうな声を発したときは、極力早く次男をなだめるためにスキンシップ遊びに持ち込んだり、背中をさすったり、ハグしたり。

それでも次男の癇癪玉が爆発すると、私の髪を引っ張ったり背中や頭に頭突きしたり、ゴローンと寝転がった体勢から自分の後頭部を床にガンガンぶつけたりうつぶせで額を床に打ち付けたり。


なんにも癇癪を起こさない日もあるにはある。
そんなときは、次男を入院させるなんて考えられないと思ってしまうのだが、最近、時々ではあるが私が胸痛に襲われることがあり(昨年から調子が悪く循環器内科のクリニックに通院している)、本格的に具合が悪くなる前にレスパイト入院させたいとも思う。

実は今朝も、次男が原因不明の癇癪を起こし私の背中に頭突きしてきた。
そのせいかわからないけどいつもより強めの胸痛が起き、頓服薬で対応した。


明日は次男の病院の診察予約が入っている。
次男の癇癪の状況、肥満化の様子(今年だけで5キロ以上増えてる)、私の体調を説明して、できればレスパイト入院の話を進めたい。

昨今のニュースを見て、次男を入院させることに不安がないわけではない。
が、私が倒れたら次男をケアできる人が家にいなくなる(じーちゃんは超高齢、とーちゃんは右手脚にハンデがある)のだ。
長男に次男のケアを任せるわけにはいかない。長男には長男の未来があるのだから。


ただ、入院したとしても、退院後の次男の様子に不安もある。
反動で、ますます母親依存が強くなる可能性もなくはない。
そうなると学校も母子同伴登下校が続くだろうし、今後予定されている宿泊学習や修学旅行も参加が難しくなるだろう。

一方、入院で長い期間家族と離れることで、家族以外の大人に慣れることができるかもしれないと期待もしている。
母子分離不安が解消されること。
こっちの効果が表れると嬉しいのだけど。

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ひやみん
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