表現が変わった
いつものように、次男の着替えや差し入れを持って病院に行った。
玄関には相変わらず「面会禁止」の表示。
まだ面会禁止なんだ…と思いながら入院病棟に行くと、病棟の入り口の表示が変わっていた。
「面会制限」
今までの面会禁止とは違い、感染対策を守る等条件付きで面会ができるようになったのだ。
おお!一歩前進。
病棟の看護師さんにも、「予約してくれれば面会できるようになりました」と言われた。
そうか、そうか。
解禁された面会、いつにしようかしら?
まだインフルエンザの予防接種は受けていないようで外泊許可は出ていないが、2か月半ぶりに次男の顔が見られると思うと嬉しくて半笑いで病院を後にした。
マスクで顔が半分隠れていてよかった…。
次男が去年叩いて穴をあけた居間の壁を、近々直すことになった。
石膏ボードではすぐに壊れてしまうので(次男が叩いて穴をあけてしまうので)合板を使うよう大工さんにお願いしている。
次男の一時帰宅は、壁が直ってからの方がいいだろう。
で、その前に面会すればいいのかな。
面会はいいのだけれど、面会時間が終わって次男と別れるときにまたツラくなるのが想像できるのが嫌だ。
嫌だとはいっても、面会はしたいし時間が来たら次男を病室に残して出て行かなければならないのだけど。
最近は、コロナやインフルエンザよりも怖いものが近づいてきている。
クマだ。
ある日、森の中じゃないのにクマさんに出会ってしまう。
なんと恐ろしい。
新聞でもテレビでもラジオでも、市の防災情報を教えてくれるLINEでも連日クマの目撃情報が流れてくる。
私の家は、クマのいそうな山からも移動路として使われる川からも離れているので安心していたが、先週から立て続けに「実家の近くで」「よく行くお店の近くで」「親戚の家の近くで」目撃情報が出た。
もはや他人事で済ませることが出来なくなってきている。
とりあえず、家の畑で収穫したサツマイモやカボチャは、カビさせないようよく乾かした上で、暗くなる前に物置小屋にしまってシャッターを閉めている。
せめてもの、クマ対策。
早くクマが山に戻って冬眠してしまいますように…。