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「NeSprite for AfterEffects」の解説
NeSprite for AfterEffectsとは
最強のドット変換ツールである「NeSprite」のAdobe After Effectsのプラグイン版で、あらゆる動画、エフェクトをドットに変換することができます。
導入方法
BoothのダウンロードページでZipファイルをダウンロードしたら、適当な場所に解凍します。
『NeSprite.aex』というファイルが入っているので、これを【C:\Program Files\Adobe\Adobe After Effects 2024\Support Files\Plug-ins】の中にコピペします。
AfterEffectsを起動すれば自動的に読み込まれ、エフェクトに【Hiyameshi】というカテゴリーが生成され、その中に【NeSprite】が入っています。
使用方法
![](https://assets.st-note.com/img/1727745015-nudv5bIqFkG37KTQal48hUmx.png)
Factor
Factorのスライダーでは画像の縮小率を調整します。
Saturation
ドットに変換する前の画像に対して彩度調整項目。
Dithering
ディザリングの配列選択
色数が少ないとカラーバンドが目立つのでパレットの色数によって使い分けると良いです。
1. None・・・ディザリングなし
2. m4x4・・・普通のディザリング【デフォルト値】
3. m8x8・・・強いディザリング
4. m8x4・・・縦長の特殊なディザリング
Dither Level
ディザリングの強さの調整スライダー。
-1.0がデフォルトで、減算処理
+方向で加算処理になり明るくなる
Alpha from src
アルファチャンネルをソースピクセルから継承するかどうかのチェック項目です。
ブラー等の他エフェクトでピクセルの不透明度が一定でない場合や、Aeで作成したエフェクトをドット変換する際に役立ちます。
☑・・・ソースからアルファチャンネルを継承
☐・・・透明度100%のピクセルだけ透過
CRT Filter
CRTフィルターを適用するかのチェック項目です。
![](https://assets.st-note.com/img/1727745890-xNYuhzi7IsoAZOH6ydJGeUbf.png?width=1200)
CRT_Horizontal Alpha
CRTの横スキャンラインの透明度の調整。
CRT_Vertical Alpha
CRTの縦スキャンラインの透明度の調整。
CRT Blur Radius
滲みを再現するためのブラー半径の調整。
CRT RGB Shift1
ブラー前のRGBシフト量の調整。
CRT RGB Shift2
ブラー後のRGBシフト量の調整。
Brightness
CRTフィルターによって暗くなった画面を明るくするための輝度の調整項目。
Brightness Threshold
輝度の調整を行うしきい値。
Palette
変換で使用するパレットの設定です。
【None】
パレットを使用せず、そのまま縮小します。
【Picker Mode】
8つのカラーピッカーで選択した色をパレットとして変換します。
【その他(NES)(GBC)(Commodore)….】
![](https://assets.st-note.com/img/1722839189544-C3u4D3acuF.png)
あらかじめ登録されたパレットを使用して変換を実行します。
パレットは今後他にも追加していく予定です。
注意事項
Windows環境限定プラグインです
ビットデプス「8bpc」意外だとうまく表示されません
After Effectsのバージョンによって動作しない可能性があります
購入前に必ずデモ版で動作確認を行うこと
再配布禁止