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メリークリスマス

今年ももう終わるんだね。毎年濃い一年を生きすぎて振り返るのも息切れするからあんまり一年振り返りたくないんだけどwww
またそれは別の機会にして、、、。

今年のクリスマスはとても感慨深いものだったなって思った。

12月11日定期検査があり一日がかりだったけど検査を終えて治療に入る前にふと目に入ったクリスマスツリー。

一瞬で思い出した。

あの時のツリーだ。



この時は絶賛化学療法中だった私にとってツリーもイルミネーションもキラキラしていようがどんなに綺麗でも何色に光っていても特別な感情を抱くことはなく大きい木という感覚でしかなかった。

来年見れないかもしれない

そんな遠い未来を考えて落ち込むこともできないくらい「今」という日が長くて苦しくて「明日」という日が怖かった。

やっと今日を超えてもまた明日には違う苦しさがくる。
病気って本当意味わからないよな
努力してどうにかなる訳でもなく
逃げたくても逃げる道を閉ざされ
もう進むしかない選択肢

病気をしたから大変とか凄いとかはないけど、究極の選択をいつも迫られてる状態で毎日生きていると自然と判断力、決断力があっていく。

だから病気を経験してる人って強く生きてるように見えてるのかもしれない。

真っ赤な大きなツリーを見たあの時の私は死と隣合わせで孤独だったけど

今年見たツリーは幸せを象徴するブルーのツリーになっていて

今の私には家族がいる。

人生って何が起きるかわからないんだな。


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