猛暑日
「猛暑日」は最高気温35度以上の日のこと。気象庁は、2007年4月1日から「猛暑日」という言葉を”予報用語”として加えた。だからと言って、2006年以前の夏に35度以上となった日を猛暑日と呼ばない・・・なんてことは考える必要はない。
ちなみに東京都心では、1875年に気象観測が開始。1875年、1876年、1878年など。35度以上の猛暑日の日はあった。ただ、1925年頃までは10年間で2~3日あるかどうか。
その後増えて、1940年代から1990年代初めは、平均すると1年に1~2日だった。1994年の猛暑の夏から顕著に増加し、1990年代後半から2000年代は、平均して年に3~4日となり、2010年以降は、ひと夏に10日以上猛暑日となることが普通になった。
そして、2022年は6月25日から7月3日まで9日連続の猛暑日を記録。年間16日の猛暑日となり、1995年と2010年の13日を超え、統計開始からの年間最多猛暑日日数の最多記録となった。
さらに2023年は、7月だけで13日、8月も8日までに4日、猛暑日となり、8月8日の時点で17日と、昨年の記録を更新している。
(改訂版 2023年8月11日更新)