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空辞苑

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2020年8月の記事一覧

熱中症対策のかきくけこ

か、風通しよく  き、休憩を取る  く、クーラーを使う  け、健康管理は日頃から  こ、こまめに水分補給

私が考えました。屋外では風通しよく、休憩を多くとり、室内ではクーラーを使うようにすること。そして、健康管理は日頃から整えておくことが大切。こまめに水分補給をするのを忘れずに。

 熱中症になりやすいのは「よ・ふ・か・し」というのもある。よ、よく眠っていない、夜更かし  ふ、二日酔い  か、風

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気温40度以上

近年最高気温40度以上が増えている。2020年8月15日までで、40度以上は延べ53回観測されている。そのうちおよそ半分の27回は2018年、2019年、2020年で観測。43回は2007年以降だ。

2008年3月26日以降は、アメダス地点で1分毎の観測に順次変更され、観測間隔が細かくなったことで高温は出やすくなっていることは考慮したい。それにしても、40度以上になることが増えているのは間違いな

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真夏日

最高気温が30度以上になる日のこと。近年は、真夏には35度以上の猛暑日を解説で使うことが多い。真夏に真夏日ではもはや当たり前すぎてインパクトが弱い。31、32度くらいではしのぎやすいと思ってしまうほど。5月や10月に真夏日になることも増えてきた。最高気温35度以上の猛暑日のほか、最高気温25度以上の夏日、最低気温25度以上の熱帯夜が定義としてある。

幻の最低気温30度以上

2020年8月11日、朝の最低気温は大阪30.0度、富山30.3度。10日夜から11日朝にかけて30度を下回らなかった。夜の間25度を下回らないと「熱帯夜」と言う。30度を下回らない夜を表す言葉はない。"超熱帯夜"とでも言おうか。

大阪も富山も、11日の夜には30度を下回り、この日の最低気温は、大阪27.3度、富山26.3度。統計として残るのはこちらの日最低気温だ。朝までの最低気温は、記録には残

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猛暑日

「猛暑日」は最高気温35度以上の日のこと。気象庁は、2007年4月1日から「猛暑日」という言葉を”予報用語”として加えた。だからと言って、2006年以前の夏に35度以上となった日を猛暑日と呼ばない・・・なんてことは考える必要はない。

ちなみに東京都心では、1875年に気象観測が開始。1875年、1876年、1878年など。35度以上の猛暑日の日はあった。ただ、1925年頃までは10年間で2~3日

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暑さ指数(WBGT)

暑さ指数(WBGT)とは、気温、湿度、日射・輻射熱から計算される暑さの指標。単位は気温と同じ℃  輻射熱とは、地面や建物などから出る熱。

計算式は、 

屋外 WBGT(℃)=0.7×湿球温度 + 0.2×黒球温度 + 0.1×乾球温度

屋内 WBGT(℃)=0.7×湿球温度 + 0.3×黒球温度  

湿度7 : 日射・輻射熱2 : 気温1 の割合で、湿度の影響が大きい指標。湿度が高いと、出

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熱中症警戒アラート

2020年8月6日夕方、7日は熱中症の危険度が高くなると予想され、東京都、千葉県、茨城県に「熱中症警戒アラート」が運用されてから初めて出た。

熱中症警戒アラートは、2020年夏から始まった情報で、環境省と気象庁が共同で発表するもの。WBGT(暑さ指数)33℃以上になるときに発表される。

2020年の夏は、関東甲信(関東1都6県と山梨県、長野県)で運用。2021年夏は全国で運用する予定。

これ

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