【ヤタガラスEE】半蔵攻略①基本編
格闘ゲーム「ヤタガラス」シリーズの新バージョン
ヤタガラス Enter the Eastward
半蔵の攻略となります。
当記事では基本編として、キャラの特徴や通常技・必殺技の説明を記載しています。
立ち回りやコンボなどは、【ヤタガラスEE】半蔵攻略②実戦編を見ていただければと思います。
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■キャラの特徴
技自体は高性能なものが多く、まずは通常技や特殊技を振るだけでもそこそこ強力。
ただし、いわゆる打撃必殺技が少なく、コマンド表の必殺技のうち半分が移動だけの技となるため、最初に触ると「何をするキャラなのか?」が少々わかりづらいキャラ。
その代わり、コンボに使用する必殺技が限られていることから、理解できればコンボ自体は意外と楽。
各種移動技は最初は使用しなくても勝つことはできるが、使用することで動きに幅が出て面白くなるため、操作に慣れれば慣れるほど味が出てくる。
「飛び道具で牽制」「突進技でとりあえず触りにいく」…といったキャラではないため、通常技を使い分けてしっかりと立ち回りたいところ。
■通常技・特殊技ピックアップ
半蔵のよく使う通常技・特殊技を紹介します。
※表記について
弱パンチ:A
弱キック:B
強パンチ:C
強キック:D
5A
発生の早い肘打ち。打点の高さを生かし、対空にも使用できる。
EEから連打キャンセルが可能になり、困ったら5Aを連打すると大体良いことが起きる。
必殺技キャンセルが可能で、弱角蹴りorEX角蹴りに繋ぐコンボを多用するため、手癖にしておきたい。
また、他の小技にもチェーンが可能で、5A>2Bや5A>5B、5A >6Aなどがコンボになる。特に5A>2B(5B)>伽蛍~の1ゲージコンボはダメージが高いため強力。
6A
今までの遠距離Aが今作から6Aに変更された。
2B>6Aのチェーンが可能で、技間の隙間が非常に短いため非常に強力。
2B
下段。いわゆる小足だが発生は遅めで、中足の2Dと同じ発生7F。
連打キャンセルはできないが、そのかわり6Aへのチェーンが可能で、下段の起き攻めやコンボに使用できる。
5C
掌打。一見発生が遅いように見えるが、発生11Fなので意外と使いやすい。
真横~斜め上方向に判定が強く、牽制で置くように使用すると強い。…が全体F自体はそこそこ長いため、適当に出していると差し返されるため注意。対空に使用でき、真上からの攻撃でない限りは一方的に負けることはほとんど無く、最低でも相打ちを取ることができる。
また対空で使用する場合はキャンセルで弱・強・EX角蹴りを出すことでBLタイミングをズラしたり、キャンセル地走りを入れて相手のBL反撃を空かすこともできる。
近D
近Dは膝蹴り。発生が7Fとそこそこ早く、キャンセルができ、ヒット確認も(慣れれば)可能。
ガードされても五分のため、相手の起き上がりに重ねて使用する。
今作から地上でBLカウンターした際の有利フレームが伸びたため、カウンター確認で近D(BLカウンター)>2D>伽蛍~などのコンボも可能。
遠D
斜め上へのハイキック。相手のしゃがみに当たらず必殺技キャンセルもできないが、遠D>6Bへのチェーンがある。
ダメージが高いため、確定反撃に遠D>6B>伽蛍~を当てることができると強い。
2C
モーションは上方向に強そうだが、実際は横への判定が強く、対空での使用は不向き。
2C>6Bへのターゲットコンボがあり、地上のコンボに使用可能。
また、ヒット時にハイジャンプキャンセルが可能であり、空中の相手に当てることで空中コンボへ移行することもできる。
2D
中足。発生が早くリーチも長い。キャンセル可能。おそらくゲーム中最強の中足。
地上戦の要であり、この技の出し方で地上戦の強さが決まるといっても過言ではないと思う。
牽制から差し返しまで幅広く使用でき、最先端でもない限りはヒット確認から伽蛍に繋げることができる。
2Dヒット確認(+状況確認)伽蛍ができるとできないとでは強さに雲泥の差が出るため、ぜひとも習得したい。
JD
カカトの振り下ろし。真横方向に判定が強い。
空中でのヒット時に相手が地面に小バウンドするという性質があり、距離が近ければ追撃することが出来る。
補正が50%と重いため、ダメージ重視であればなるべくコンボに入れないほうがいいが、小バウンド後の追撃でゲージ回収力は高いため、状況に応じて使用する。
JA>JC
空中での2段ターゲットコンボ。JAをヒットかガードさせないとJCは出せない。
JAの発生の早さを生かし空対空で使用したり、EEからはコンボにも使用する。対空で使用する場合、2段技となるため空中BLをされ辛いという強みがある。
その他、チャダや数珠丸など一部キャラの立ち状態に2段ヒットするため、飛び込みや起き攻めにも使用できる。
6D
ジャンプしながら真横にキック。
打点が高く相手のしゃがみ状態には当たらないものの、ヒット時は+5Fとなるため近距離であれば5Aや2Aが連続ヒットしコンボにいける。
ジャンプ中 3B or 3D
いわゆる雷撃蹴。B版はほぼ真下、D版は斜め下45度くらいへの急降下キック。
空中から投げや暴れを潰しつつヒットさせることができ、ヒット打点が高すぎない限りは5Aが繋がりコンボにいける。低めで持続を当てれば2Dなども繋がる。
この技自体は頂点付近でガードさせてもフレーム有利となり非常に強力で、着地5Aなどを連続ガードさせることまで可能。ただし、ブロをされると痛い反撃を受けるため、他の選択肢と散らしながら振っていくことが重要。
B版は近距離戦での起き攻めや固めとして、D版は中距離からの強襲として優秀。
■必殺技
月光壱波・角蹴り:214+B or D or BD
通称「角蹴り」。読みは「まきげり」で、「かどげり」ではない。
カカトからの後ろ回し蹴り。弱・強・EXでそれぞれ用途が大きく変わる。
超必殺技の伽蛍を除くと唯一の打撃必殺技であり、使用頻度は高い。
弱版は「発生がそこそこ早い」「小攻撃(5A、2A、2Bなど)からコンボになる」「追撃ができない」「ダメージが高め」。
小技からコンボになるため、主に5Aや2Aからの基本コンボに多用する。
先端をガードされても距離が離れるため反撃を受けづらいが、発生が早くリーチが長い技であればしっかりと反撃をもらってしまうので注意。
強版は「発生が遅め」「中攻撃以上(2D、5Cなど)からコンボになる」「ハイジャンプキャンセルができて追撃可能」「技自体のダメージは弱版より低い」。
小技からは繋がらないものの、根元ヒット時にハイジャンプキャンセルをすることができ、追撃が可能。半蔵はここからのコンボやセットプレイが強力なため、大攻撃を当てたときはしっかりと繋いでいきたい。
EX版は「発生が早い」「出始めに無敵がある」「多段ヒット」「ハイジャンプキャンセルができて追撃可能」「ダメージが高め」。
弱版と強版のいいとこどりの技で、ゲージを50%払う価値は非常に高い。
出始めに無敵があるため、起き上がり時に使える。ただし攻撃判定が出るまでに投げ無敵はなくなるため、少し遅らせた投げは食らってしまう。
発生が早く弱版と同じく小技から繋がるため、咄嗟の小技からのコンボを伸ばしたい場合は積極的に使っていこう。
多段技のため相手のBLミスを誘うことができ、ガードされても距離が離れるため反撃を受け辛い。(とはいっても、リーチの長い技には普通に反撃を食らうため注意)
また、EX版は2段目をハイジャンプキャンセルでき、強版と同様に追撃をすることができる。
彩雲陸忠・百舌落とし:2タメ8+A or C or AC(空中可)
通称「百舌落とし」「モズ」「コマ投げ」。
コマンド投げだが、コマンドが2タメ8+攻撃ボタンというタメ技となるため、使っていくには慣れが必要。
ただし、EX版のみ地上・空中問わずタメが不要になり、28+ACで即座に使用できる。
空中でも出すことができ、今作EEからはコンボにも使用できるようになった。
投げ間合いは弱>EX>強、ダメージはEX>強>弱。
後述する移動技「地走り」から下タメコマンドを維持して投げに行くことが可能。
特筆すべきはEX版であり、投げ間合いは弱よりもほんの少しだけ狭くなるものの、ダメージが高く、動作中に投げ無敵が付与される。
ヤタガラスは投げが強力なゲームだが、投げ抜け猶予も長いため、対戦中に投げ抜けが頻発する。そんな中、一方的に投げを潰すことができる選択肢となるため、非常に強力。
前述のとおりEX版はコマンドが28+攻撃ボタンとなり、タメが不要となるため、選択肢として常に頭の中に置いておくといい。
橘花拾二甲・地走り:41236+A or C or AC
通称「地走り」(じばしり)。
攻撃判定のない前方への移動技。移動距離は強>EX>弱。
主に使うのは弱とEX版で、通常技をキャンセルして出すことで相手との距離を詰めることができる。
コマンド表では41236+攻撃ボタンとなっているが、実は「123+攻撃ボタン」でも出すことができるため、コマンド↓要素を維持しながら出すことができる。そのため、通常技>キャンセル地走り>百舌落とし(※2タメ8コマンド)という連携が可能となる。
EX版は発生が早く、相手をすり抜けることができ、投げ無敵および下段無敵が付与される。壁からの脱出に使用したり、裏回りからの崩しで使用したりする。
空蝉:ハイジャンプ中に22+A or C
ハイジャンプ上昇中に22+攻撃ボタンという特殊なコマンドで出る急降下移動技。弱版のほうが少しだけ前方に落下するため、相手を裏回りやすい。
攻撃判定はなく、ジャンプからの雷撃と見せかけての着地>フェイント投げや、前ハイジャンプ~即着地での裏回りなど、崩しに使用することができる。
必ずしも使う必要はないが、使えると動きに幅が出るため、練習しておいて損はない、かもしれない。
282+攻撃ボタンで最速で出すことができる。連続で出せるとシュンシュン動いて楽しい。
雲踏み:画面端で9(右向き時)
いわゆる三角飛び。壁からの脱出に使用することが多い。
■超必殺技
心神無明・伽蛍:236236+B or D
通称「伽蛍」(とぎほたる)。
ロックしない乱舞突進技で、暗転後発生6Fと発生が早い上、移動距離も長いため、コンボだけでなく確定反撃にも使用することが可能。
最終段は強版の角蹴りと同様、ハイジャンプキャンセルができるため、追撃やセットプレイに移行することができる。
天雷銀・蛇苺:2828+A or C
通称「蛇苺」「超コマ投げ」。技の読みは「くちなわいちご」。
コマンド投げの超必殺技。コマンドが2828+攻撃ボタンと少々出し辛く、慣れが必要。
発生するとまず相手を裏回るように高速で移動し、その後に暗転して相手を掴む。裏回りが発生するという技の性質上、発生自体は遅いものの、暗転後はジャンプで回避できない。
コマンドに上要素が入るため通常だと地上から出すことができないが、2Aや2Bなどの小技をキャンセル・空キャンセルで出すことで、ジャンプを挟まず出すことができる。コマンドとしては2A>828+A、というイメージ。
また、発生時にスーパーアーマー判定があり、スーパーアーマーで相手の攻撃を取ると特殊演出として残像が発生する。