【男性必見】薄毛対策が上手くできるか不安・・【薄毛対策初心者の悩みまとめ】
「薄毛対策が上手くできるか不安…」
このように感じる方のために、薄毛対策初心者にありがちな悩みをまとめました。
これから薄毛対策・AGA治療をはじめようとしている方は、ぜひ参考にしてください。
薄毛対策初心者の悩み一覧【髪の状態】
薄毛対策初心者は、さまざまな悩みを抱えています。
まずは髪の状態に関する悩みを紹介します。
髪が薄くなってきたが、AGAなのかわからない
多かったのが、「ストレスのせいなのかAGAのせいなのかわからない」という悩みです。
まず大事なのが、ストレスとAGAは関係ありません。
つまり、自分がAGAだった場合、ストレス解消しても薄毛の進行は止まらないのです。
参考
【毛髪診断士監修】ストレスでハゲるのは本当?髪に与える影響と予防法解説
ただ、過度なストレスによって円形脱毛症になったり頭皮環境が悪化したりして、一時的に髪が抜けてしまう可能性はあります。
このような「AGA以外の薄毛」と「AGAによる薄毛」をどう判断するかについては、こちらをご覧ください。
抜け毛が小さく弱々しい
年単位で進行している
生え際が後退しはじめている
基本的に、こういった特徴が見られたらAGAの可能性が高いです。
「AGAかどうか」は、「2cmチェック法」でセルフチェックすることもできます。
耳の中心から頭頂部に線を引き、その線から2cm前にも垂直の線を引いてください。
自分の生え際がその線より前方であればAGAの可能性は低く、後方であればAGAの可能性は高いと言えます。
ハゲ(AGA)は遺伝するのか気になる
AGAは、遺伝と大きな関わりがあるとわかっています。
どういうことか説明するために、AGAが発症するメカニズムを知っておきましょう。
AGAは、男性ホルモンが5αリダクターゼという酵素の作用によってDHT(ジヒドロテストステロン)に変わることで発症します。
DHTは、アンドロゲン受容体(レセプター)と結びついて脱毛因子・脱毛タンパクを分泌します。
具体的に言うと、アンドロゲン受容体(レセプター)の感度が高ければ高いほど髪が抜けやすくなるのです。
アンドロゲン受容体(レセプター)はX染色体上にあるため、「母方の父」がAGAであれば、その遺伝子を受け継いている可能性があるわけですね。
抜け毛が多くなってきた
AGAは抜け毛の本数よりも「抜け毛の質」が大事です。
なぜなら、抜け毛は季節的な要因は環境によっても増加する可能性があるからです。
たとえば、イギリスの研究では「秋は冬の約2倍抜け毛が多くなる」とわかっています。
参考
つまり、「抜け毛が多い=はげてきた」と心配しすぎる必要はありません。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考
【毛髪診断士監修】抜け毛を気にする基準って?大事なのは本数より状態って本当?
髪型が決まらない
生え際が後退すると、髪型がうまく決まらなくなります。
軽度・初期のAGAなら、マッシュやボブで頭頂部の毛を前に持ってきて生え際・前髪を隠す、という方法があります。
しかし、ある程度AGAが進行すると、かえって不自然になりかねないので注意してください。
AGAが進行していると前髪の隙間から額が見えてしまい、かえって生え際の広さが強調されてしまうのです。
大事なのは、「生え際」と「全体的な髪のボリューム」を同じにするという点です。
そうすることで髪型にまとまりが出て、AGAだと気づかれにくくなります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考
【毛髪診断士監修】前髪が薄い男性におすすめの髪型3選!原因と対策も解説
薄毛対策初心者の悩み一覧【治療】
次に、AGA治療における悩みを紹介します。
AGA治療に関しては、「何かはじめればいいかわからない」「正しい情報を知りたい」という声が多かったです。
何からはじめればいいかわからない
まず、「自分にAGAの症状が見られるかどうか」を確認してください。
抜け毛が小さい、年単位で進行しているなど上記した「AGAの特徴」に当てはまっているのであれば、以下の薄毛対策・治療をおすすめします。
フィナステリド・デュタステリドの内服
ミノキシジルの外用
これらはAGA治療を科学的根拠・エビデンスに基づいてまとめた「AGAガイドライン」において、推奨度A(行うよう強く勧める)とされているものです。
詳しくはこちらをご覧ください。
参考
【2021年最新】AGA診療ガイドラインについて内容や治療の推奨度などを解説
AGAではない場合、発毛よりも育毛、つまり「今生えている毛の維持」に努めたほうが懸命です。
具体的にはこのような薄毛対策があります。
頭皮環境が荒れているかチェック
正しい方法でヘアケアする
保湿性のあるシャンプーを使う
タンパク質、ビタミン、亜鉛を意識的に取り入れる
何が正しいかわからない
「何が正しいか」の判断は、上述もしましたが「AGAガイドライン」を参考にしましょう。
ネットでよく目にする以下の薄毛対策は科学的根拠はいっさいないため、時間の無駄になってしまう恐れがあるので気をつけてください。
オナ禁する
イソフラボン、ハチミツ、わかめ、イワシ、大根菜などを食べる
ミノキシジルが含まれていない育毛剤・ヘアトニック、スカルプシャンプー
ブラシなどで頭皮を刺激する
いったん髪をすべて剃る、など
上で説明したように、AGAは「DHT(ジヒドロテストステロン)」が脱毛因子・脱毛タンパクを分泌することが原因です。
これらの薄毛対策をいくら続けても、DHTの発生を防ぐことはできません。
どのタイミングで治療をはじめればいいかわからない
まず、薄毛対策は何歳でもできますが、フィナステリド(プロペシア)やミノキシジルなどの薬を使った薄毛治療は成人以上でないとできません。
その「薬を使うタイミング」ですが、AGAだと診断されたらすぐにでもはじめるのがおすすめです。
なぜなら、AGAは治療しない限り進行し、最終的には毛母細胞が死滅して「髪が生える可能性」すらなくなってしまうからです。
逆に考えると、AGAは正しく治療すれば進行を食い止められる可能性が高いと言えます。
だからこそ不安に思った時点でAGAクリニックなどを訪問し、早めに治療をスタートさせるのが大事なのです。
ただ、中には「忙しくて行けない」「恥ずかしい」という方もいますよね。
そういった方はHIXを利用してください。
HIXを使えば、アプリを使って頭皮の写真を撮影・送信するだけで、AIとプロの毛髪診断士が無料で自分の薄毛を分析してくれます。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考
【男性必見】HIX(ヒックス)ってどんなアプリ?実際に使ってみた!最新の口コミ・評判も紹介
どこのクリニックがいいかわからない
「どこのクリニックがいいか」に関しては、「こうするべきだ!」という答えはありません。
値段、通いやすさ、診療方針など「自分がどこを重視するか」によって変わります。
ただ、「AGAは長期的に治療を続けていく必要がある」という点はかならず覚えておいてください。
おすすめのAGAクリニックはこちらで紹介しています。
参考
【毛髪診断士監修】おすすめAGAクリニック9選|フィナステリドの安い順で紹介
薄毛対策初心者の悩み一覧【薬】
最後に、薬の悩みを紹介します。
薬の悩みに関しては、初期脱毛や副作用を心配するものが多かったです。
初期脱毛が不安
AGA治療をはじめると逆に髪が抜け始めるのですが、これを「初期脱毛」と呼びます。
これは強くて新しい毛を生やすために、もともとあった小さく弱々しい毛が抜け落ちているのです。
AGA治療の効果が出ている証拠であるため、心配する必要はありません。
初期脱毛はごそっと大量に抜けるのが長期間続いたり、逆にまったく起こらなかったりと人によって症状が変わります。
ただ、薬が効いている証拠なので安心してください。
初期脱毛に関してはこちらの記事でまとめています。
参考
【男性必見】初期脱毛はなぜ起きる?初期脱毛が起きる理由や時期、注意点を解説
副作用が心配
特に、フィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)の副作用を不安に思う方が多かったです。
たしかにフィナステリドやデュタステリドは性機能障害や肝機能障害などの副作用が報告されていますが、発生率は0.5%程度と極めて低いです。
このように国内で承認されている内服薬を医師診断のもと正しく服用していれば、深刻な状態に陥る可能性は低いと考えられます。
それでも「副作用が怖い」と考える方は、別の治療法を試すべきでしょう。
ミノタブが怖い
ミノタブとは「ミノキシジルタブレット」の略です。
ミノキシジルは国内において唯一発毛効果を認められている成分です。
基本的には塗り薬に配合されているのですが、ミノタブはその内服薬であり、外用薬よりもさらに強い発毛効果が期待できます。
一方で、深刻な副作用を引き起こす恐れもあるため気をつけてください。
ミノタブは日本のみならず、世界中で「治療薬」として認可している国はありません。
さらに「AGAガイドライン」においても、副作用の面から推奨度はD(行うべきではない)とされています。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
参考
【薬剤師監修】ミノタブは副作用に注意!飲み方やおすすめな人の特徴も解説
まとめ
今回紹介した薄毛対策の悩みをまとめます。
まずはAGAなのかどうかをチェック
AGAの場合は「AGAガイドライン」に基づいて対策・治療
AGAでない場合、頭皮環境を改善して髪の維持に努める
AGAは診断されたらすぐにでも治療をはじめるのが大事
初期脱毛や副作用を心配しすぎる必要はない
情報を取捨選択して、正しく薄毛対策・AGA治療しましょう。