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お寺お笑い|11月10日(日)松本アリヤ
目下、番組の編集中。2週間以上かかっている。2週間の中、4日くらい気絶する形で寝ている。
そんな中23日と24日、麻布十番の友人のお寺が400周年を迎えるということで、記念のお祭りがある。彼とは大学のお笑いサークルの同期で、祭りのお笑いライブに加えて運営にも携わらせてもらっている。そのことを全然考えられていなくて申し訳ないけど、400周年(!)に立ち会わせてもらえるというのはなかなかない機会だ。300周年の時は1924年ということで、関東大震災の次の年だったりしてなかなかお祭りどころではなかったかもしれない(宮沢賢治『春と修羅』トーマス・マン『魔の山』出版、谷崎潤一郎『痴人の愛』連載開始という、文学方面ではお祭りのような年ではあった)。
というか、この話は去年からもらっていたのだが、その時は399周年だったのか。そして彼と大学で出会った2012年時点では388周年だったということになる。彼とはイタリアに2014年に旅行に行ったけど、その時は390周年だったのだ。お寺が何周年なのか、全く気にせずに生活してしまっていた。これからはお寺が何周年なのかを頭の片隅に置いて生きよう。
お寺でネタを披露する体験はさすがに初めてで、以前音楽ライブの合間にネタをやったことはあった。岡山の50年続くライブハウス「PEPPERLAND」で美学校のイベントをやった際に、Stag Beatというラッパー(講師の中島晴矢さん)のライブの後に漫談をやったが、今回は色々な儀式をやったのち、副住職の講話の後にネタをやる。
(ちなみに400年と比べると普通に思えてしまったかもしれないが、ライブハウスが1代で50年続いているのもめちゃくちゃすごい。)
新しいお寺の価値を発信していきたい、という思いで今回のお笑いライブのような催しが開かれているが、今後もどんどん発展し、お寺のイメージを刷新していったら良いと無責任に思っている。次第にお笑いライブが加熱して音楽ライブもやるようになり、室内楽からオーケストラに発展し、ソリストも呼んでオペラをやり、そうなるとオーケストラピットが必要なので改築し、客席も増やし、二階席三階席を作り、オペラの休演日は野球をやったらいいと思う。誰かが死球を受けたらすぐに住職が駆けつけて弔いができるから一石数鳥だと思う。
一石二鳥を実際に石を投げてやった昔の人は英雄だっただろうな。たぶん鳥が飛び立つ瞬間か、木にとまっているところを狙わないと、石の跳ね返りでもう一羽を落とすのはむずかしいと思った。
明日また試写がある。
これは日記だった。日記ってこういうことを書くので良いのだろうか。