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【初心者必見】Red Bull Half Courtとはどんな大会?大会概要と独自のルール、FIBAルールとの違いを徹底解説!

「翼を授ける」で御馴染みのレッドブル。

テスト前の追い込みや残業時、自分を奮い立たせるためにお世話になった方も多いことでしょう。

そんなレッドブルですが、なんと3x3の世界大会を主催しているのを御存知でしょうか?

手前味噌ですが、2021年の日本大会ではHIU ZEROCKETSが優勝し10月の世界大会出場を決めたことで、多くのメディアから報じられました。

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参考記事はこちらです。

さて、大会ホームページを覗くと以下のような文言が書かれています。

Red Bull Half CourtはFIBA(国際バスケットボール連盟)が定めるプレイルールを元にした独自のルールセットを使用します。

引用元:大会HP

「え?独自のルールセット??せっかく3x3のルールを覚え始めたところだったのに…」

どうせ応援するならルールも知っておきたいですよね。

というわけで今回は、Red Bull Half Courtの大会概要とともに、FIBA(国際バスケットボール連盟)とRed Bull Half Courtのルールの違いを解説したいと思います!

大会概要

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「Red Bull Half Court」とは、世界規模で3x3のストリートボールの王者を決めるために2017年にスタートしたトーナメント大会です。2021年大会はなんと世界20か国から推定15,000人が参加しております。

参加条件は16歳以上の男性であれば誰でも参加できます(※日本大会の場合)。腕試しがしてみたいアマチュアから本気で世界1位を狙うプロまで広く門戸が開かれています。

参考URL1

参考URL2

独自のルールその1:クロックが動き続ける

FIBAのルールでは、デッドボール(ファウル、トラベリングなどでプレーが止まった状態)やフリースローの間、クロックは止まります。

一方Red Bull Half Courtでは、残り時間が2分になるまではクロックが動き続けます。ストリートの大会では一日により多くの試合数をこなすために残り1-2分までクロックを止めないケースはよくありますが、選手の負担を減らしてよりエキサイティングなプレーを引き出そう、という意図もこの大会にはあるのかもしれません。ちなみに残り時間が2分になってからはFIBAルールと同様、クロックは止まります。

参考URL

独自のルールその2:オウン・ザ・コート

実は試合そのもののルールはほとんどFIBAルールと違いがありません(後述)異なるのは、プール内(総当たりするチーム団体のこと。「リーグ」の方がイメージに近いかもしれません)の勝者の決め方です。

分かりやすく表にしてみました。

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FIBAではプール内の勝利数が最も多いチームが勝ちますが、Red Bull Half Courtの場合は勝利数が少なくても合計得点が多ければ逆転できる可能性があります。つまり、ただ勝つのではなく試合の中で得点を多く取ることが重要なのです。このルールを「オウン・ザ・コート」と呼んでいます。

例えばAチームが3勝0敗、Bチームが2勝1敗だとしましょう。FIBAルールなら問答無用でAチームが勝利です。しかし、Red Bull Half Courtの場合、もしBチームがプール内での合計得点が最多であれば勝ち点は以下のようになります。

Aチーム: 勝ち点 5 × 勝利数 3

=合計勝ち点 15

Bチーム: 勝ち点 5 × 勝利数 2 + 最多得点の勝ち点 6

= 合計勝ち点16 → Bチームが勝利!

参考URL

独自のルールその3:フリースロー対決

Red Bull Half Courtでは合計勝ち点が並んだ場合、サドンデス方式のフリースロー対決となります。要するにサッカーのPKと同じで、「どちらか一方だけが外したら負け」です。

細かい話になってしまうので、正確に知りたい方は大会公式ホームページをご参照下さい。

参考URL

その他、試合のルールに違いはある?

「独自のルール」が他にないか、念のためFIBAとRed Bull Half Courtのルールを見比べてみました。その結果、細かい書き方の違いはあるものの、基本的には同じと言って良さそうです。こちらも表にまとめてみます。

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一点だけ、ボールの大きさに違いがあるようです。FIBAルールの3x3では5on5よりも一回り小さい6号球(ただし重さは7号球と同じ)が用いられますが、Red Bull Half Courtでは5on5と同じボールが使用されます

参考URL1

参考URL2

まとめ

クロックの動き方、プール内の勝敗の決め方、サドンデス方式のフリースロー対決という違いはあるものの、それ以外はFIBAと大きな違いは無いということが分かっていただけたかと思います。

HIU ZEROCKETSが参戦する2021年の世界大会については別記事で紹介しようと思いますので、お楽しみに!

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