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楽園吟行句会に参加してきた

7月某日、楽園吟行句会に参加してきました。

楽園俳句会は、正会員とビジターの2つの制度があり、私はビジター会員として登録しています。ビジター会員でも、俳誌をpdfで購読できたり、zoom句会やオフラインの句会も参加できるのですが(ただし、俳誌などへの作品発表はなし)、その制度を利用してこの度、オフライン句会の参加を申し込みました。

詳細未定となっていたのですが、オフライン句会から、吟行句会になったとのこと。ビジターが流石に吟行句会に参加は恐れ多いと感じていたのですが、幹事さん曰く、ビジターの方優先ですので、とおっしゃって頂き、今回お言葉に甘えて、参加することにしました。

当日は谷中を中心としたエリアをぐるぐると吟行。谷中周辺は、趣のあるお店も多く、季語もたくさん眼に飛び込んできて、とてもいい吟行エリアだと感じました。


谷中銀座も古き良き


谷中は猫のいるまち

当日は、主宰の堀田季何主宰と同じグループだったので、いろいろな話も聞けてとても良かったです。
またカキゴオリストでもある季何主宰。今回の吟行では、主宰おすすめのかき氷を一緒に食べられたのも良い思い出となりました。(当日はあつすぎて、もう外を歩けるアレではなかったという事情もありつつ。(汗))

よき甘味処


甘味処のかき氷

お昼は、どうせなら季語を頂きたいと思い、「旬菜と穴子天せいろ」を注文。こんもり天ぷらが乗っていて、こちらもおいしくいただきました。

穴子のほか、生姜、なす、もろこし、トマト、きゅうり(!)の天ぷら。
季語まみれです(笑)

谷中のちょっとした掲示板も、下町風情があってとても良いなと思いました。こういう句材も読みたかったですね。

幽霊画は8月中とのこと

当日は、吟行句2句+持ちより2句ということでしたが、吟行の句がたくさんできたら、4句吟行句でもよいですとのこと。当日の参加者は、20人。欠席投句を含めて、80句以上集まりました。

楽園の句会だけに、無季の句あり、外国語の句あり、バラエティに飛んでいて、句群を読むだけでも、楽しかったです。

句会では、点数が入った句はもちろん、点数が入らなかった句にも全句ふれていただき、季何主宰が一句ずつコメントをくださいました。

自分は吟行句3句と持ち寄り1句を出したのですが、措辞の甘さや措辞の順番、比喩の用い方など、自分の出した句を客観的に眺める機会をいただけて良かったです。今回提出した句は、まだまだ推敲の余地があるので、自分の表現したい、最適な措辞を探していこうと思います。

また今回の句会では、お名前しか存じ上げなかったSNSのフォロワーさんにも初めて対面し、ご挨拶ができたことも嬉しかったです。

楽園の句会は、ビジター会員であれば参加可能なので、また機会を見つけて参加したいと思いました。

楽園俳句会の句会参加方法は、ビジター会員登録が必要です。
ビジター会員への登録は楽園俳句会のホームページから。


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