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今週の季語です(9月12日~19日)

9月12日

包みたる桃の匂ひの古新聞 (細見綾子)

https://t.co/k5UhXfaxeE

9月14日
オクラの実

棒立ちのオクラや月の中にあり (山尾玉藻)

http://www.haisi.com/saijiki/okura.htm

友の子に友の匂ひや梨しやりり (野口る理)

https://t.co/Tc8bN5FQbL

9月15日
文化祭

暮れてなほ若き歓語や文化祭 (水原秋櫻子)

https://fudemaka57.exblog.jp/29755788/

紫式部

ひもじさも足りるこころや式部の実 (森澄雄)

https://t.co/gNIT8gk9SD

藪蘭

雨落に藪蘭の花渓鬼荘 (右城暮石)

https://t.co/vWwWUJ5gb1

銀杏の実

人小さしぎんなんの実は高きより (山口青邨)

https://t.co/HnF5Gp9CTR

瑠璃蜥蜴

陶片と別に窯址の瑠璃蜥蜴 (百合山羽公)

https://t.co/BdtBCmUaMz

落葉


襟立てしことより落葉降り始め (阪西敦子)

句集「金魚」

熨斗蘭

雁のわが家わたりぬ熨斗目蘭 (岡井省二)

https://t.co/G6TPEpk7W5

熟柿

柿落ちて犬吠ゆる奈良の横町かな (正岡子規)

https://t.co/R4az1NkiEz

蟬の穴

蟬の穴蟻の穴よりしづかなる (三橋敏雄)

https://t.co/lJwmF544Gj

9月17日
名月

こんなよい月を一人で見て寝る (尾崎放哉)

「尾崎放哉選句集」青空文庫

9月18日
十六夜

十六夜の月雲間出てまた雲間 (細見綾子)

https://t.co/P4QB4kfhYj

三連休、美術館と文化祭をはしご。海城高校さんの文化祭には初めていきました。俳句部さんの部誌を頂きました。
美術館は、山種美術館(【特別展】没後25年記念 東山魁夷と日本の夏、根津美術館(企画展 夏と秋の美学 鈴木其一と伊年印の優品とともに)、メゾン・ド・エルメス(内藤礼 生まれておいで 生きておいで)、出光美術館(出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅣ 物、ものを呼ぶ—伴大納言絵巻から若冲へ)に訪問。三連休とあってどの美術館ギャラリーも人がいつもより多く。
根津美術館は、美術品はもちろんなのですが、庭園も大変素晴らしく。秋は紅葉が綺麗だと思うので、また来たいと思いました。「今日の季語」収集がはかどりました。
出光美術館は、皇居の望む風景が大変素晴らしくて、毎回展示を見終わった後はラウンジスペースでまったりしています。ただ、建物の建て替えにより、この風景もしばらく見納めになるとのこと。生まれ変わった出光美術館がどのようになるのか、今から楽しみです。

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