「夏雲システム」の使いやすさを追求する話
「夏雲システム」は、野良古さんが開発した句会プログラム。句会開催から選の公開まで、本当にいたれりつくせりに行き届いていて、本当にお世話になっています。
夏雲システムの選句には、標準モードとフォーマットモードがあるのですが、このフォーマットモードを使うと、ひとつずつ選ぶ手間が省けて、まとめて選句ができてとても便利。選句時間も大幅に節約できます。
フォーマットモードを使いこなそう
フォーマットモードでの選句の仕方については、探花さんの記事が詳しいので、是非参照してみてください。
探花さんの場合は、「デフォルトの選句方法」を「フォーマットモード」をとして選句をされていますが、「標準モード」の画面からでも、「方針切替」をタップ(クリック)すると、「フォーマットモード」に変更できます。
「標準モード」と「フォーマットモード」両方つかいたい、という場合は、この方法がおすすめです。
フォーマットモードの効率を上げてみよう - 単語登録のすすめ
「フォーマットモード」を活用する場合、特選、並選、予選などを表す文字(特、並)や記号(◎、○、●)を入力することになります。
これらの記号、なにげに普通に入力すると、似たような記号があったり、変換までにたどり着くのに時間がかかりがち。スマホの「ユーザ辞書機能」や、パソコンの「辞書登録」機能を利用して、事前に記号を単語登録をしておくと、更に効率が上がります。
例えば、
◎ = にま (にじゅうのまるの意味)
○ = ふま (ふつうのまるの意味)
● = よせ (よせんの意味)
のように登録しておくと、上のニ文字をいれたら、すぐに候補として上がってくるので、選がより早くできます。
単語登録は、普段使わない語列にするのがおすすめです。並選のまるは「なま」でもいけますが、「なま」という文字列は日常において使いがちなので、入力のたびに、毎回「○」がでてきて、わずらわしくなることも。自分が使いやすい、覚えやすい語列を選ぶとよいですよ。
逆に、夏雲システムをつかって、句会を開く立場にある場合、変換しにくい文字や記号は使わないようにすると、よりユーザーの立場からすると、使いやすいと思います。
特に、「一重丸」は「○、◯、⚪️、❍」と色んな種類があり判別しにくく、フォーマットモードで入力しても、入力不備で選が全て消えてしまうことも。(私はそれで何度も泣きました)該当の丸をコピーペーストすればよいのですが、手を煩わしてしまうなら、最初からこの記号を除外したほうがよいかなと思いました。
また、「特、並、外」のような、単語登録をする必要がない記号や文字をマークとして使うと、上記のような作業をする必要が省けます。
この記事が、夏雲システムの活用の効率UPに役立てたら幸いです。