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麦東京句会に体験参加してきた

9月某日、対馬康子先生主宰の俳句結社「麦」の東京句会に体験参加してきました。

7月に参加したあらかわ俳壇記念吟行句会にて、対馬康子先生と直接対面させていただいたのですが、その際に句会を体験したい旨を申し伝えたところ、9月の句会へお招きました。そしてこの度、句会に参加という運びとなりました。

当日は、同じくあらかわ俳壇吟行句会で一緒になった句友さんを誘って、二人で参加。(Gさん、本当に付き合ってくれてありがとう!)フレッシュな顔ぶれと言われ、終始恐縮でした。(汗)

今回私が参加した麦の句会は、3句投句(現かな)、7句選句(そのうち1句特選)という句会でした。
投句→清記表に清記→清記表を回す というタイプの句会で、久しぶりにたくさんの句を書き写しました。(書きやすいペンを持っていて良かった)
対馬康子先生の句会ということで、写生した句よりも、内面的な句が多いのかなと思っていたのですが、今回の句会では、丁寧に景を詠んだ句が多かったなと思いました。よくある取り合わせなのに、はっとするような措辞が飛び込んできて、がらっと句が完成している句がいくつかあって、とても勉強になりました。

句会後の懇親会にも今回は参加させていただいたのですが、改めて皆さんの年齢を知ってびっくり。普段の生活では、こういう方々と知り合う機会はないので、俳句を通した関係って素晴らしいなあと思いました。
また、今回同席した坂田晃一さんより先日上梓された句集「耳輪鳴る」を頂戴してしまいました。麦の方のブログで紹介されていて、気になっていた句集だったので、まさかいただけるなんて思わず、とても嬉しかったです。(こちらの句集も後日ブログに感想を更新しようと思います)

最近、SNS界隈で話題になっていた俳句の才能とはなにかということに関して、対馬先生は、

「俳句はやめるといったほどのものではない。」

ということを仰っていたのが印象的でした。自分も、俳句は離れても、またいつでも戻れる場所であってほしいなと思っていたので、まさにそういうことだなあと。

麦の句会は、連絡手段が電話番号しかなく、流石に電話するのは恐縮するなあと思っていたので、今回このような形で参加できて良かったです。今後、電話だけではなくて、メールでの連絡も受付になるとのことなので、より体験しやすくなるかもしれません。

この度は、貴重な機会を頂きありがとうございました!

爽やかに少女をさぼる少女かな

当日提出句より


各地の麦の句会の情報は下記から


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