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今週の季語です(10月16日~23日)

10月16日
金木犀(木犀)

天つつぬけに木犀と豚にほふ (飯田龍太)

https://t.co/SguULXuLEr

梧桐の実

梧桐の実の房々と書道展 (右城暮石)

https://t.co/MMeYf0vmx5

穭田(ひつじだ)

穭田の黄みどりの黄にただよふ日 (上村占魚)

https://t.co/y3qzkto83e

荻の穂

野の川の蘆荻の水のかすかなる (山口誓子)

https://t.co/rnXfvHYyvO

10月17日
背高泡立草(泡立草)

泡立草貧しき仲間勁き仲間 (津田清子)

https://t.co/IEwPrqJuGN

青胡桃 ※晩夏の季語

一茶より北斎の径青胡桃 (細美綾子)

https://t.co/dSfeMUxiRN

さすらひて見知らぬ月はなかりけり (高屋窓秋)

https://t.co/rfEFXJjWjJ

10月20日
マルメロ(榲桲)

曾住の熟れまるめろが垣なす家 (沢木欣一)

https://t.co/QqJrVSz7TI

10月22日
龍の玉

生きものに眠るあはれや龍の玉 (岡本眸)

https://t.co/UkCTbYNhVg


法事で父方の出身地へ行っていました。東京とは違って、自然に囲まれた場所。季語に溢れているとはこういうことだなあと思う反面、空き家になったままの家や店舗ばかりが目立ち、少しさみしくなり。
もう現地には、父方の親族は、引っ越したり、嫁いだりして、誰も住んでいないということも今回わかり、となると、今後この場所はどうなるんだろうとか少し考えてしまいました。
先祖の墓に参ると、真新しい花が手向けてありました。今此処には誰も住んでない、けれど、私と同じ先祖の方がもしかしたらお供えしてくださったのかも。
何代も何十代も経て、今此処に私がいることを、大事にしたいなと思いました。


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