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【思考のコツ】論理的思考だけでは足りない?思考強化に必要な力
思考強化に必要な力、それは背景認知力です。
背景とあっていなければ、論理的な主張と言えなくなってしまいます。
お相撲さんに「健康に良くないから食事を減らしてダイエットしましょう」とアドバイスするのはとても違和感ですよね?
この記事は、こんな人におススメです。
・何から考えたら良いかよくわからない
・相手にうまく説明したい
・自分の考えを持ちたい
・論理的思考(ロジカルシンキング)について学んだけどうまく使えない
さっそく説明していきます。
そもそも背景ってなに?
背景とは、あなたがいる今の状況のことです。
写真にあなた自身が移っていて、後ろにどんな景色が広がっているかイメージしてください。
下図のように背景が白黒であったり、モヤがかかっていると不快ですよね。
![](https://assets.st-note.com/img/1715547933950-EzdFma1rzp.png)
旅行から帰ってきて、
「○○の景色が最高だったんだよ~」と友人に話しても、
どんな景色だったの?と友人は思うはずです。
その質問に答えるのが背景と思ってもらえればOKです。
旅行の景色を説明するのと同様に、
思考を始める際も、背景が鮮明であるとより効果的な思考ができます。
背景を構築するのに手っ取り早い5W3H
5W3Hとは下記のことです。
・Why:なぜ? ”目的”や”原因” …一番大事!
・What:何を?
・Who:誰が?
・When:いつ?
・Where:どこで?
・How:どのように?
・How many:どのくらいの量?
・How much:いくらで?
埋められるところだけでも書き出すとどんな状況かがすっきりします。
面倒と思わずぜひ書き出してみてください。
例:お母さんに夕食にカレーを作ってほしいとお願いしたいとき
5W3H
・Why:道端でカレーのにおいをかいで、前に作ってくれたカレーを食べたくなった
・What:カレー
・Who:食べたい➡自分
作ってほしい➡お母さん
食べるとき➡みんなで
・When:明日の夕食で食べたい
前日までにお願いする
・Where:家
・How:前にお母さんが作ってくれた手作りカレーを家族でたべたい
当日にお願いして怒られたから、前日にお願いしてみる
・How many:大盛
・How much:食費はお母さんにお任せ笑
こんな感じで書き出してみると、話すときに役立ちます。
この例題では何も考えずに「明日カレー食べたーい!」と言えば「いいよ」と言ってもらえるかもしれませんが、、、
例えばこんな風にお願いするとお母さんも快くOKしてくれるかもしれません。
「今日帰り道にお店の前でカレーの匂いをかいだら、
お母さんが前に作ってくれたカレーを思い出しちゃってさ。
明日とかにつくってもらえない?」
「いいよ」
「ぼく大盛がいいな笑」
例がイケてないですが、話す前に5W3Hを書き出すだけで、
少し行動の仕方が変わるかもしれません。
今回の例では、前日にお願いしてみるという行動ができました。
5W3Hに加え、過去の経験や価値観、相手の性格なども書き出してみると
より背景が鮮明になるかと思います。
まとめ
・思考を強化するには背景認知力が必要
・5W3Hを使うと手っ取り早い
・5W3Hのほかにも経験や価値観、相手の情報を書き出してみると良い
読んでいただきありがとうございました。
読んでいただいた皆様の思考力向上に少しでも貢献できるとうれしいです。
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