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SALON DESIGN Vol9 売るぞ!その1
こんにちは。『SALON DESIGN Vol9』ライターの國貞です。実は、この『SALON DESIGN』、販路はBASEのホリエモンショップと手売りのみなんですよ。そこで、次回の編集会議で販路開拓や売れる雑誌について話し合うのですが、今日はその前説です。
ライター國貞の疑問と考察①なぜ、雑誌を買うのか
雑誌ってなんで買うのでしょうか。雑誌をいえども種類が違いますが、共通点は、新しい情報ですよね。これはほとんどの雑誌にいえることです。
でもって、注目すべきはその情報がもたらしてくれる感情が違うということですね。例えば、『るるぶ』はピンポイントでその地域の情報がほしいときに買うことが多いと思います。ある程度、ネットでいきたい所を絞り、さらに細かい情報を求めて買うのではないでしょうか。
るるぶで得られるものは、ワクワク感と安心だと考えられます。その地域で何をしようかと行ったことを想像して計画を立てるワクワク感と迷ったり、時間を無駄にしたと思わないための安心感をえることができます。
では、『東洋経済』や『プレジデント』などの経済・ビジネス紙の情報から得られるものは何でしょうか。これは、知識と思考法ですよね。仕事におけるつまずきを解消したり、新しい視点を得て自分の思考を発展させることができます。
では、ゴシップ紙はどうでしょうか。芸能関係の噂話や少しえろい記事もありますね。これらの雑誌からえられるものは「人の不幸は蜜の味」です。不倫関係の記事はその最たるものです。
ぼくたちは、自分がなによりも正しいと思いたい人間です。それゆえ、人の過ちを知ることで気分をよくすることができるのです。特に日本人は我慢をする傾向に強い国民性です。いろいろなことを我慢しているからこそ、関係ない人であっても「許せない!」となるのでしょうね。
まとめ
ぼくたちは、雑誌を買うことで気持ちが高揚したりするようですね。そして、より高揚感を得られるとそのまま雑誌の満足度に変わるのでしょう。