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「恩師の教え」 2年屋宜和真

こんにちは。
今回ブログの担当になった二年の屋宜和真です。テーマが自由なので何について書くか悩みましたが、私のサッカー人生においてターニングポイントであった高校時代の先生のアドバイスを紹介していこうと思います。
 
「最後は気持ちではなく技術」
このアドバイスに出会ったのは高校一年生のニューバランスカップの決勝、青森山田高校との試合前。青森山田は、闘志を前面に出し自分たちを鼓舞するようにアップをする。このアップを見て先生は「最後は気持ちではなく技術」と言った。
 
この言葉にサッカーの全てが入っていると思う。
 
闘志あふれるプレイヤーとしてよく知られているのが、昔で言えばスペイン代表のカルレス・プジョル選手。プジョル選手はゴール前でスライディングなどして体を投げ出してゴールを守るシーンをよく見る。そのようなシーンを見て闘志あふれるプレーとして注目されるが、根底にはスライディングの仕方だったり間合いの上手さなどの守備力にあると思う。プジョル選手に闘志があっても守備能力がなければそのようなプレーはできない。
攻撃でも「気持ちで押し込め」というような言葉をよく耳にする。それには、枠に飛ばす技術力が根底にある。その技術がなければ成り立たない。
結局のところ何が言いたいのかというと、気持ちは技術の二の次であり、技術があってこその気持ちであるということ。
 
青森山田戦の時の先生も「どんなに気持ちがあっても技術がなければ意味がない。技術力は自分たちの方があるのだから心配するな」と言いたかったと思う。そのアドバイスのおかげもあり5―1で勝利し優勝することができた。
 
このアドバイスは今の自分の糧になっている。サッカーというのは体が大きい選手や足の速い選手が勝つわけではない。それも一つのとても大きな武器だが、体も小さく身体能力の低い自分が生き残っていくには圧倒的な技術力をつけるしかない。
そして大学になってまでも戦えるような技術もつけてくれた先生にはとても感謝している。この自分の武器を誰にも負けない武器にするために大学生活の残り二年間の間に最大限努力していきたい。
拙い文章でしたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

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