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入ってわかる女バレの魅力✨〜田代葉編〜

こんにちは
女バレの主将とセッターをしてます、田代です。
今回は女バレに入部してはや3年が経とうとしている私が入部して良かったと思うことについてつらつら書いてみようと思います。


成長

良かったこと、と聞かれて一番初めに思い浮かぶのは自分自身が成長できたことです。「成長できる」みたいなワードはブラックベンチャー企業を連想するので好きではないのですが、実際この三年間を通して自分自身は結構変わった気がします。
一年生の頃は頭を空っぽにしてボールを触ることに集中しており、自分がバレーボールをやるために部活をしていましたが、学年が上がるにつれてチームや組織が強くなるためには何が必要か、という視点を持って行動するようになりました。
とはいっても根本的な考え方や性格が変わったわけではなく、新しい視点を一つ獲得した、と言った方が正しいかもしれません。なんにせよ、組織内の自分を客観視できるようになったことは大きな利点ですし、今後も何らかの組織に所属して生きていく予定なので一生役に立つ力だと思います。


仲間

「成長」に続きまたまたジャンプでしか聞かないような熱血ワードで恐縮ですが、私は部活に入って初めて友達ではなく仲間ができたと感じました。
私にとって友達とは「お互いに好きな相手」であり、飽くまで一緒にいることが目的なので過度な自己主張もしませんし、喧嘩も言い合いもしたことがありませんでした。
しかし部活では皆が本気で昇格という目標を目指しているので、考え方や意見の違いが露骨に表れますし時にはぶつかることもあります。また、長い時間を共に活動する中で尊敬できるところも、ちょっとダメなところもお互いに全てばれてしまいます。友達とは少し違う存在なのです。
以前から部員を「友達」と表現することに違和感があったのですが、長所も欠点も全てわかったうえでお互いに助け合いながら同じゴールを目指す存在……それって仲間ってやつかも、と最近思いました。
仲間が出来てから読むワンピースは、ルフィのセリフの重みが違う気がしないでもないです。

余談ですが、小さいころ自分のことを素晴らしい人間だと信じて疑わなかった私は「世界中の人間が私だったら争いはなくなるのにな」と純真な心で独裁者のようなことを考えていました。
それなりに大人になった今考えると、全人類が私になった世界は争いはないかもしれないけど私の欠点を誰も補えなくて社会が機能不全に陥って1年くらいで滅ぶだろうと思います。
そう思うと部員や家族など私の弱点を補ってくれている周囲の人には頭が上がらない…
部活に入って、人間って本当に社会的な動物なんだなと実感しました。


部活に入ってよかったことは他にもスポーツでストレス発散できるとか、運動部に入っているだけですごいと言われるとか細かいのが色々ありますが、せっかくスポ根っぽいワードで統一できたのでここで終わりにしておきます。
ここまで読んでくれてありがとうございました。




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