【R6.5.26】目黒記念の予想

【予想印】

◎1ジューンアヲニヨシ
〇12ケイアイサンデラ
▲8マイネルウィルトス
△4クロミナンス
 これで行きます。

【予想の概要】

 もうシンプルに前残り予想ですこれは。
 目黒記念はダービーの後ということもあって、騎手のメンタル的にも極端な競馬、ペースになることが多く、スローからのロンスパ戦か、変にハイペースになっての消耗戦。
 今年は小頭数で、実績的に上位の馬は全体的にそこまで前に行きたい馬でもなく、ある程度溜めて競馬をしたい感じ。
 そこで実績的にまだ3勝Cのケイアイサンデラがいつものように飛ばして大逃げをかましても、恐らくある程度自由にさせてもらえるはず。ハンデ戦ということもあり実績上位な馬たちはしっかり斤量を背負わされており、あまり積極的に序盤から足を使いたくもない。
 メンバー的に差し勢もそこまで瞬発力があるタイプ多くないというのも面白く、スローで溜まれば33秒台前半を出せる馬はいるが、大逃げする前を捕まえるためにロンスパをした上で切れを使えそうな馬もおらず……これは結構高い確率で前が残ると思うのですがどうでしょう。

【各馬の評価】

◎ジューンアヲニヨシ
 なぜじゃあケイアイサンデラじゃなくてこっちに◎をつけたのかというと、前走の内容が非常に優秀なことと、高いクッション値に強い適性を持っているというのが大きい。あと斤量とある程度先行できる脚質。
 前走ケイアイサンデラと一緒に走った烏丸Sはレースラップで言うと12.6-10.5-10.7-12.1-12.4-12.4-12.4-12.9-12.0-11.8-11.4-11.4で最初のコーナーまでのポジション争いが落ち着かずにマイルみたいなペースで進んでからコーナーで一気にペースが鈍化。これだけのペースでケイアイサンデラが序盤飛ばしても後ろはぴったりついてきており、皆で向こう正面足を溜め直して京都らしいラスト4Fスパート。終いは11.4-11.4と早い時計でまとめて走破時計の2.22.6はなんと京都2200コースレコードタイの決着。これを先行して外を回しながら直線上がり最速で差し切ったのは素直に評価できる内容であり、今回最内枠で斤量減、ケイアイサンデラの後ろという恵まれるポジションにつけることも叶いそう。
 また、今回の目黒記念は当初の登録が8頭しかおらず
・クロミナンス
・サトノグランツ
・シュヴァリエローズ
・ジューンアヲニヨシ
・シュトルーヴェ
・ヒートオンビート
・マイネルウィルトス
・メイショウブレゲ
 が最初から登録していた(=目黒記念に向けて1週前追切等もしっかりこなして仕上げられている)
 ジューンアヲニヨシ自身は間隔が詰まる分一週前は早い時計無しだが、日曜に坂路で58.4とまずまずの時計を出してから最終は53.6から終い12.6-11.9とかなりの好時計。前走休み明けをレコードタイの好時計で快勝してから好調キープという感じ。
 相手は強いがこの斤量と枠ならば、前目から早めにケイアイサンデラを捕まえに行って粘り込めるのではないかと期待して◎で。

〇ケイアイサンデラ
 追加で登録してきた組だが、元々土日に早い時計を挟むタイプでもなく、調整過程は普段からぶれない。
 前走は3着に敗れたものの、コース形態的に最初の平坦部分で逃げ争いがあると負荷が強くなりやすく、いつものような大逃げにならなかったというのも辛いところ。
 藤懸騎手はかなり積極的な逃げを打つことも多いので、今回も外から思いっきり出していってくれると仮定したときに、現3勝Cで追加登録してきた馬が大逃げをかましたところで、あまり相手にされなさそうで、前走ぴったりマークされてプレッシャーを受けながら逃げたのと比較して、単騎でのびのびと行けた場合に粘りも増しそう。
 そんな展開になりそうな馬が54㎏というのはあまりにも魅力的であり、前走は最後直線で不利もありつつレコードから0.3差の3着は優秀。ここでも恵まれさえすれば通用すると見て上位に評価。

▲マイネルウィルトス
 やはり東京2500は特殊なコースということでリピーターは狙いたい。
 マイネルウィルトスはこれまでのキャリアでアルゼンチン共和国杯2回、目黒記念で1回連帯している東京2500こうしゃ。最近はまえに行く競馬をしていることもあり、有力馬の中では比較的前につけられそうだし、斤量も57.5ならば問題なくこなせる。
 武史騎手も継続騎乗でこの馬のことは良く分かっているだろうし、ある程度のポジションで足を溜めながら、直線までしっかりまとめてくれると期待。調教も動いているしここはこの舞台への適性を信用。

△クロミナンス
 調教の仕上げ方的にも、ローテ的にもここで最も勝ち切りたいのはクロミナンスだと思うが、東京の極端に高いクッション値との相性がどうかというところがちょっと気にかかる。
 もちろん高めのクッション値でも結果が出ているので、こなせる可能性の方が高い気はするが、クッション値が上がった時の東京であまりカナロア×サンデー系の成績が振るっていないような気がする(ちゃんと集計していないので体感ですが…)
 ケイアイサンデラが離して逃げた時にロンスパのスタミナ比べになりそうでもあることを考えると、前走も2走前も距離が不安視されていたこの馬を信用しきるのはなかなか怖いところ。
 上位人気になりそうだし、ここは疑い気味に△評価まで。

【まとめ】

 ここはクッション値が高い京都で結果を出して、格上挑戦ではあるものの、斤量と展開に恵まれそうな烏丸S組から狙っていきたい。
 先週の調布Sでプッシュオンが人気に応えて勝利したが、プッシュオンもジューンアヲニヨシ同様、これまで京都や阪神で高いクッション値の時に安定して結果を出してきた馬。それが、結果を出せたのだから、同じような実績を積んできているジューンアヲニヨシにも期待していいんじゃないか?というのも高めに評価した一因。馬券としては
〇単勝 ジューンアヲニヨシ、ケイアイサンデラ
〇ワイド、馬連 ジューンアヲニヨシ-ケイアイサンデラ
〇3連複 1-4.12.8-2.4.8.9.12
 でシンプルに行こうかなと思っています。
 印を回した4頭に加えて最初から登録していた組でサトノグランツとシュトルーヴェの斤量が重いので印を回さなかった2頭を追加で3連複では抑えに。当初登録で軽視したのはヒートオンビートとシュヴァリエローズについてはヒートオンビートは追切がCWで仕上げで成績が安定している坂路のパターンからずれる上に59㎏は流石に厳しい。シュヴァリエローズは東京2500と相性の悪いディープ産駒、脚質的にも横の比較で突出したものがなく、今回は点数を絞る意味も含めて軽視。
 その他追加登録組は調整過程含めてここに向けての仕上がり足らずと見て軽視。という感じです。
 ダービーの後なので、ダービーが当たっていても外れていても、熱くならずに楽な感じで楽しみたいと思います……まずはダービーを当てねば。

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