【R6.11.16】東京スポーツ杯2歳Sの予想(+その他レース注目馬)
【東京スポーツ杯2歳S】
【予想印】
サクッと予想印から
◎9サトノシャイニング
〇7レッドキングリー
▲4クロワデュノール
△5デルアヴァー
これで行きましょう。
【シンプルな予想です】
何を重視するのかという話ですが、シンプルに”末脚のキレ味”ですね。
レース展開としては恐らくニシノのどっちかが逃げて、あとは割と団子になりながら、プレシャスデイとあとはデルアヴァーがスタート決まらなかったら後ろの方かなぁという感じ。積極的にペースを上げたい馬はおらず、気性的に怪しそうな馬も居ないので基本的にはスローからの瞬発力戦でしょう。
ならば買いたいのはサトノシャイニングでしょう!
サトノシャイニングは9月22日と開催が進んでタフな馬場状態の中京2000でデビュー、スローもどスローからの3F瞬発力戦でしたがそれを3番手から外を回して馬場の中ほどまで持ち出し、強烈な切れ味で早めに抜け出したタイセイリコルドをラスト1Fでとらえて0.3差の快勝。自身の上り3Fは33.7と時計としてはそこまで強烈ではないように見えますが、あれだけタフな馬場になっていた中京でこの上がりを出せるのはかなりの完成度と脚力が必要であり、ラップとしてもレースラップで11.8-11.1-11.3を差し切っており、映像から見るにサトノシャイニングの終いは11.9-11.0-10.8くらいは出ていそう。
これだけ初戦のパフォーマンスが強烈な上に、今回は調教も抜群に上昇。ラスト11秒台の坂路加速ラップで杉山厩舎の最上級パターン。初戦CW仕上げだったところから、重賞挑戦でこのパターンに変わってきたというのが何より評価できるポイント。Cコース替わりで内が復活するかとは思いますが、スローからのよーいドンになれば、多少復活した内よりもちょっと外回して馬場の綺麗なところを通した方がスピードも出ますからね。そこまで人気にならないようであればこの馬の単勝から狙いたいですね。
対抗のレッドキングリーも初戦強烈。スローの瞬発力戦だったとは言え、稍重を全く苦にせずレースラップで11.3-11.3-11.2を番手から差し切り。残り400を過ぎるまで中々手前が変わらず、実質早い脚を使えたのは300mくらいだったが、あっという間に粘る逃げ馬を捕まえて圧勝はお見事。ラスト1Fは確実に10秒台の切れ味を見せることが出来ていました。
今回のメンバーで1F10秒台の切れ味を見せていたのがこの2頭だったので、素直に評価。現時点での完成度が高そうで末脚を伸ばしやすい外枠を引いたサトノシャイニングを上位にとったという話です。
クロワデュノールは確かに初戦のパフォーマンス非常に高く、上がりも33.8と上位に挙げた2頭と遜色ありませんが、ラップとしては終い失速。ラスト5Fが11.9-11.5-11.3-11.1-11.5のレースラップなので、最後まで加速する方が無理があるはあるのですが、このラップだとスローからの切れ味勝負よりも他の馬が苦しくなるような厳しいラップでも惰性でスピードを落とさずに走り切ることが出来るというのが長所という感じで、実際キタサンブラック産駒の傾向としてもそういった適性が高い馬が多い。溜めての切れ味勝負を想定したときにはやや分が悪いと見て、現時点での完成度も含めて▲まで。自分で逃げて早い展開を作って圧勝されたらどうしようもないが、そこまで思い切った競馬を選択することはないだろうと予想。
デルアヴァーは前走が福島なので時計としては目立たないが、大外ぶん回しで最後方からごぼう抜き、そのまま突き抜けての圧勝は並のパフォーマンスではない。開幕週の福島で同じことをしたオフトレイルはその後重賞でも馬券内といい走りをしており、ならばこの馬の末脚にも期待がかかる。
血統的にもこの時期の東京は合いそうで、差が決まる展開になれば十分期待できる。
人気サイドから評価を落としたのはファイアンクランツ。初戦は重の洋芝で終い11.8-11.1と素晴らしい末脚の伸び、前走の札幌2歳もスタートスムーズではなく後方からの競馬になったもののしっかり上がりを使って3着とどちらも評価できる内容だが、走りのフォーム的に小回りのソフトな馬場がベストな条件に映ってしまい、直線の長い東京でパフォーマンスを上げるイメージが沸かなかった。人気馬を全部買ってもガミるだけだし、自分の感性を信じてここは軽視したい。
【まとめ】
馬券もシンプルですね。
〇単勝 サトノシャイニング
〇3連単 1着固定
サトノシャイニング-4.5.7
これで行きます。この小頭数ですし、サトノシャイニングは初戦を見た時点でかなり強いと思っていたのでこの頭固定の一点突破で行きたいと思います。あとはパドックで不安になったら抑えでレッドキングリートの馬連を買い足すかどうかくらいです。
ここは馬券的にはかなり渋そうですが、来年のクラシック路線でも期待できそうな馬が何頭か出てきているので、楽しみに観戦したいと思います。
【注目馬】
【福島】
(1R)8エコロエイト
前走はハイペースで外々追走。流石に崩れての12着大敗もまあ逃げ先行馬の宿命といった感じの負けで評価を落とす必要はない。今回ブリンカー着用で枠も良い。スムーズに前にいければそのまま。
(3R)11ブレスドナイル
前走は先行争いが激しく、外目の枠だったこの馬はそこには加わらずに一列引いた位置の最内に潜り込み。そのままロスなく追走して最後は外に持ち出すも伸び負けての0.3差4着。悪い内容ではなく、血統的には揉まれずに外目を追走した方がむしろ合いそう。人気で前に行けるブルータスが一つ内二入ったのでそれをマークしながらの競馬になれば十分勝機有。
(7R)15ナンヨーエンペラー
前走は距離延長の逃げ馬が上手く後続の脚を削り切るような逃げを打ったレース。それを中団からしっかり上がりを使って2着まで上がってこれたのは地力の高さを示したかなという感じ。より外差が決まりやすくなっている馬場コンディションならば順当にパフォーマンスアップに期待できる。
(8R)12ファイツオン 13セレンディピティ
2頭の調教が目立つ。
(10R)8グッジョブ
かなり逃げ先行勢の争いが激しそうなメンバー構成。ならばハイペース耐性があって好位から差しに行けるグッジョブを狙いたい。
1勝クラス勝ちの内容がハイペース戦で内を突いての見事な差。前半3Fを34.1でいっても末脚伸ばせた実績があるのは大きく、今回この馬の得意な展開にハマると期待。
(11R)◎11スリーアイランド 〇9ツインクルトーズ
先週の時点でかなり時計がかかる馬場コンディションになっていた福島なので1.09秒台などの遅い時計で実績がある馬を狙ってみたい。
スリーアイランドは函館で連勝しているがその時の時計が1.09.0と1.09.5とかなり遅い。
このクラスになってからは調子を落としていたがここ数戦は復調気配で今回もかなり調教時計が良い。前走よりも追走スピードが落ちるとパフォーマンスが上がるタイプでもあり、前走高速馬場だった中山から今回の舞台替わりで自身で得意なスピードレンジにハマれば久々の勝利もあると期待。
ツインクルトーズは前走タフな馬場だった北陸Sで3着。荒れたインを突いて伸びてきての3着アh評価できるところであり、今回も他の馬がちょっと最内を避けたところを上手く掬って…となれば連続好走もあり得る。
ジャスパーノワールがかなり良い調教時計を刻んできていますが外枠のFrosted産駒は嫌いたい。内にアシャカタカ、メイショウエニシアがいるということもあり中々逃げるのは難しそう。この3頭がペースを上げて差し優勢の展開を作ってくれることに期待したい。
【東京】
(1R)3ウフドゥウフ 8ダングラール 10スクレイピング
人気サイドですがこの3頭が調教良し。個人的には前走が負けて仕方なしの内容で今回ダート替わりのダングラールから買いたい。
(2R)11トリフォラート
前走の新馬戦は外々を回して厳しい競馬。それでもキングノジョーから0.6差の4着ならばまずまず。前走時点でかなり緩めに見せていたので一回使っての上積みには期待できそうであり、調教も上昇。人気がないならば狙ってみたい。
(3R)8アリアルブラック
前走はスタートで不利があり後方から。流れたペースを中団で押し上げるも直線は伸びきれずの7着。まあ仕方ないかなという内容。
パドックから馬体は東京ダートに合いそうで、間隔詰まるものの調教も悪くない。好枠からスムーズに前目につけられればあっさりがありそう。
(5R)10インプロペリア
(7R)1デイジー
前走は休み明けで初ダート。内枠も上手くこなして競馬が出来たが前が止まらない展開を捕まえきれずの6着まで。
今回ダート2走目。休み明けを叩いて調教もかなり上昇。メンバー的にも前走よりポジションとりやすそうで人気が無いこのタイミングでしっかり狙ってみたい。
(9R)9アバンデル
調教良し。常に早い上がりが使えてきたがポジションを取れないのが出世を遅らせていた。それが休み明けの前走で先行して上がりも使うとかなり成長を感じさせる走り。今回のメンバーでもある程度のポジションを取ってからの末脚勝負ならば上位。調教も良く連勝に期待。
(10R)5マオノアラシ 11リアレスト
この2頭が調教良し。
前走初ダートで一発回答、馬郡を捌いて快勝を決めたリアレストの連勝に期待。
(11R)東京スポーツ杯2歳S
◎9サトノシャイニング
〇7レッドキングリー
▲4クロワデュノール
△5デルアヴァー
(12R)17アトリウムチャペル
前走はスタートで不利があって後方から。そのまま荒れたインを通して直線でも窮屈な進路どりに。力を出せずの11着。
今回前走稍重→良馬場になるのは血統的にもパフォーマンスを上げられるタイミング。外枠替わりで揉まれない競馬に変わるのもプラス。調教時計も良しと来ればここから狙いたい。
【京都】
(1R)3レディココア
前走は中山1200でデビュー、スタートを決めて先行するも直線を向くころには手ごたえ無く13着大敗。
今回初Bで減量騎手起用。前走のスタートの良さが発揮できれば一発あっても良さそう。ピンかパーだとは思うが、朝一で夢を買ってみるのも悪くない。
(3R)9ジャスパーノベル
調教良し。デビューから2走続けての大外枠だったが、今回ようやく少し枠が改善。スムーズに先行できれば十分勝ち負けの走りは出来ているので延長のタイミングで逃げての押切に期待。
(4R)10ディニテ
デビューから2走はレースで中々口向きの悪いところを見せており、なんとかうまく走らせるので精一杯という印象。それでも前走はタフ馬場で内を突きながら終い伸ばせており、まともに走れば化けそう。
今回少し間隔をあけての一戦だが、調教時計はしっかり坂路で加速ラップ。これはもしかして変わってきても良いのでは?という期待も込めて狙ってみたい。
(5R)4シームルグ
(7R)8エコロネオ
デビュー戦で取り違えが発生したエコロネオとエンブレムボムが同レースに出走というだけで中々熱いレースではあるが、それは置いておいて狙っておきたいエコロネオ。
シンプルに調教時計が良く、枠もいいところが取れた。前走はスタートで前に行けず競馬にならなかったが2走前は前が恵まれないレースを外回しで馬券内とクラスに目途が立つ走りを見せている。まともな競馬ならば勝ち負け。前走の凡走で人気が落ちるこのタイミングで。
(8R)4プレッジ
人気は無いと思うが狙ってみたい。前走は初ブリンカーでペース流しての逃げ。悪くない走りだったが、直線早めに捕まえられてしまい差台頭の決着。今回は休みを挟んでの立て直し、調教も良く一変に期待できるタイミング。逃げ先行が多いメンバー構成ではあるが、内枠からスタートを決めて逃げの展開に持ち込めてしまえばワンチャンス。
(9R)1キャッスルレイク
前走のファンタジーSはややスタートで沈み込むような感じになってしまい苦しい競馬。外目を回しながら最後までじわじわ伸ばして0.4差7着はかなり評価できる内容。今回間隔詰めての出走にはなるが、調教時計出せており力を出せれば勝ち負け。最内は嬉しくないんだけど……
(11R)6デシエルト
土曜日で一番楽しみなアンドロメダS
能力的にはロードデルレイが順当に走れれば…という感じではあるが、内がタフな状態で内枠、末脚魅力の馬なのに小回りの右回りとなかなか厳しい条件。ならば別の馬から入りたいということで気になるのがデシエルト。
ここのところずっとダートを使っていたが、勝利したのは重馬場高速決着のGCCのみ、休み明けで馬券内に好走したのも稍重だった三宮Sのみと足抜きの良いダートでしか結果が出なかった。
今回久々の芝挑戦だが、インは荒れ気味でパワーが求められる状態というのはこの馬からしたら好材料、最内のケイアイセナとの兼ね合いが気になるところではあるが逃げが叶えばかなり面白い。
復帰してからは調教時計もピリッとしないレースが続いていたが、今回は好時計連発で最終も坂路で綺麗な加速ラップ。条件替わりも含めて一変に期待できるタイミング。能力は高い馬だと思うので、芝での覚醒に期待。
相手はロードデルレイとトップナイフで。
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