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100歳万歳🌸名言⑬
100歳万歳🌸をいつも御覧いただきまして誠にありがとうございます。
名言⑫に引き続き、商売人らしい表現をはるえお婆ちゃんが口にした名言⑬をご紹介します。
名言⑬〘買い方ひとつで、その人の性格や人間力がわかるのよ。〙
私は若い時は意味がよく分からなかった。
けれど、大人になって、人生の経験を重ねていく中で、”買い物”はその人を映す”鏡”だということを経験した。
「商品を触るだけ触って買わないとか、触って投げて陳列に戻したり、うんちくばかりを語って最後は買わない人。」(私の感覚で”とっても残念な人”)
ある時、デパ地下で買い物をしていた時のこと、”食べ物がかわいそう”と思った光景を目の当たりにした。それは、如何にもお金持ちですといわんばかりの宝石をキラキラさせた熟女が、漬物コーナーで商品を手に取り、賞味期限を確認したかと思うと、その瞬間”ぽいっ”と陳列に投げて戻したのだ。
わ~~、最低~~~。(心の中で叫んだ。)
”お漬物がかわいそう!” ”食べ物に対して敬意がない。”
きっとデパ地下の従業員も、その行為に嫌な思いをしているのではないだろうか。いや、憤慨していると思う!!
いくら綺麗に着飾っていても、その行為は”貧乏人”にしか私の目には映らない。(本当に残念……。)
その漬物が陳列に並ぶ間にどれだけの人達が携わって、愛情込めて商品を作って、お嫁さんの様に市場に出す。漬物だけではない、お店に並ぶ品々がこの陳列にたどり着くまでを想像したら、本当に粗末に扱うなんてことはできない。
”買い物は毎日のこと。
その毎日する買い物の中で、”人間性を養うことができるよ”と、はるえお婆ちゃんは教えてくれた。そして、あの時のデパ地下での経験は、私の心に深く印象として残っている。(あのマダムに言いたい!「食べ物を粗末に扱ったら、将来食べ物に嫌われるよ!!」)
買い物好き、食べることも好き。私にとって名言⑬は、人生を歩むのにかかせないバイブルになった。はるえお婆ちゃん、感謝。